日々是好麺

S谷の食べた麺の記録。





家系総本山 吉村家@横浜

吉村家 ラーメン+味付玉子

ラーメン産業展の帰り、せっかく横浜まで来たのだからと家系の総本山『吉村家』に行ってみることに。自宅や職場近くの「家系」のお店には何度か行ったことあるけれど、本場横浜の家系には行くのは初めて。午後1時を過ぎていたが、お店の前には16人ほどの行列。先に食券を買ってから列に加わる仕組みのようだ。「ラーメン(590円)」に「味付玉子(70円)」の食券を買って並ぶ。しばらくするとスタッフから「食券を見せてください」と声をかけられる。麺の量をあらかじめチェックしているらしい。なんか『二郎』みたい。20分ほどして入店。席について食券をカウンターに乗せて待つ。

家系といえば、麺の茹で加減や味の濃さ・油の量をカスタマイズできるのがお約束。席についてしばらく待っていると、若いスタッフが10人分くらいの注文を一気に聞き始める。覚えられるのかと心配になったが、見事に厨房をコントロールして注文通りのラーメンを出してきた。あれはスゴイ。ちなみに僕の注文は「麺固め・味濃いめ」。

なんかね、僕が知っている「家系」の味とは違う。まぁ、こちらの『吉村家』が家系の元祖なのだから、今食べているのが本当の味なのだろう。味濃いめにしたせいもあるだろうが、かなり力強い醤油味。スープ自体も醤油味と一体感がある。チャーシューも今では珍しい焼き豚を使っている。独特の香ばしさがあるので、スモークしているのではないか。美味いですね。

一応ラーメンについては人並みに食べているつもりだったので、家系みたいに有名な味は知っているつもりだった。完全に誤解していたようだ。
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龍上海本店@新横浜

龍上海 赤湯からみそラーメン

本当に久しぶりのラー博。最後に行ったのはいつだか覚えてないくらい。下手すりゃ学生時代かも。出ているお店の顔ぶれもだいぶ変わっており、行きたいお店が揃っているけれど、とりあえず気になっていた『龍上海』に行ってみた。ずっと「ろんしゃんはい」だと思っていたけれど、「りゅうしゃんはい」なんですね。基本メニューの「赤湯からみそラーメン(たしか850円)」を注文。

中央に「からみそ」が鎮座した味噌ラーメン。トッピングはバラ肉のチャーシュー2枚にナルト、細裂きのメンマ、ネギ。青海苔が全体に振りかけられている。「からみそ」をスープに溶かしながら食べるように説明があったが、まずは溶かさず食べてみる。煮干しの風味が強く出たラーメンで、日本人の多くが喜びそうな味。麺は平たく切られた中太縮れ麺。スープの持ち上げもよく、ピロピロした食感が心地よい。このまま食べても美味しく、からみそを溶かす前にけっこう食べてしまった。麺を1/3ほど食べてから、レンゲの中でちょっとだけからみそを溶かしてみる。かなり大量の唐辛子が使われているようで、少量でもかなりの刺激が加わる。辛いもの苦手なはずの僕なのだが、「もうちょっといけるかな? いや、もうちょっと……」という感じでどんどんからみそを溶かしている。辛さに慣れてしまっても、からみそをもっと溶かせば刺激が増すので、いつまでも新鮮な刺激が止まらない。これだけの辛さの中でも、煮干しの風味はきちんと残っているから不思議。

このお店、本店は山形にあるそうだ。このメニューは45年以上前に考案されたそうなのだが、最近のダブルテイストブームの中でも古さをまったく感じない味だった。味噌ラーメンというと札幌発祥というイメージがあるが、こちらのラーメンは札幌味噌の影響をまったく受けておらず、味噌汁にヒントを得て独自開発したものらしい。こんなラーメンが食べられるなんて、たまにはラー博にも行ってみるもんだ。美味しゅうございました。
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