日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■つけめん デュグレレ風/900円
せっかくなので、過去の限定メニューもいくつか紹介したい。 こちらは5〜6月に出ていた「子羊のラーメン」。店内の説明によると、「『ジュ・ド・アニョー』をベースに仕上げた癖の強いスープ」なのだそうだ。『ジュ・ド・アニョー』とは、子羊を使ったスープ(……というかソース?)。焼いたラムの骨を煮出して作るのだそうだ。スープはややトロミがあり、羊のクセはあるものの、さほど強くなく食べやすい。以前フレンチのお店で食べたラム肉の料理を思い出した。ラムのラーメンというと『MENSHO TOKYO』が有名だが、あちらの「ラム豚骨らーめん」が日本風のラーメンの枠内にあるのに対し、こちらは洋風寄り。
3〜4月は「ビスク・ド・クラブ」。ビスクとは、フランス料理で甲殻類を使った濃厚クリームスープのこと。「ビスク・ド・クラブ」では、つまりカニ(クラブ)を使っているわけだ。このスープに合わせているのは太目のストレート麺。中央に盛られているのは、レンコンやゴボウ、白身魚のテリーヌ、揚げネギなどを重ねたもの。この具もなんかフレンチっぽくて楽しい。
■稲荷屋
■チャーシューメン/850円 塩味のスープに、茹で加減柔らかめの平たい麺を合わせたラーメン。スープはかなりアッサリ目だが、動物系の旨味が強く出ていてかなり満足できる。基本のラーメンが580円というのは、かなりコストパフォーマンスいいのではないだろうか。写真のチャーシューメンには、厚み1cmはあろうかという柔らかい豚肉が4枚も入っておりボリューム満点。 かなり好みの味で気に入った。美味しゅうございました……のだが、こちらのお店は7月23日(土)をもって閉店してしまった。しかし、ランチの佐野ラーメンが好評なため、蕨市に佐野ラーメンのお店『湧(わく)』をオープンするそうだ。楽しみ……なのだが、ちょっと遠いな。
■浦和の劇場 漁三郎 ■佐野らーめん 湧(わく)
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■とんこつラーメン/850円 一昨年に引っ越しして、今は浦和に住んでいる。今の住居にいちばん近いラーメン店がここ『呉田』。昨年2月にオープンしたばかりのお店で、店主は超有名店『ちゃぶ屋』の出身者。小さな子どもでも快く迎えてくれるので、ファミリーにもありがたいお店だ。 この7月18日は、通常のメニューをすべてお休みして、特別メニュー「とんこつラーメン」1本に絞って営業。カミさんと子どもと食べに行ってきました。子どもの1杯だけネギ抜きで注文したつもりだったのだけれど、ひょっとしたら全員分そうなっちゃった……っぽいな。 臭みのない豚骨スープに、細目のストレート麺を合わせたラーメン。シャキシャキしたモヤシと、低加水の中太ストレート麺の食感のコントラストが面白い。チャーシューは豚バラの焼き豚かな? 噛みごたえのあるスライスが4枚も入って満足。卓上には揚げニンニクのパウダーが置かれて好きなように味変できるが、もともとのスープ自体が美味しい。ニンニクやショウガなどが目立つのじゃなくて、何というかな、豚肉ならではの甘味が染みだしたような感じ。これが『呉田』の豚骨ラーメンなのだなぁ。美味しゅうございました。 ■柳麺 呉田 埼玉県さいたま市 浦和区常盤9-16-7
■鴨つけそば/900円 上野の下谷神社近くにある『さんじ』の金曜限定セカンドブランドが、7月8日からスタートした。テーマは鴨ダシ。夏の間はメニューを「鴨つけそば」1種類にしぼって提供していくそうだ。 鴨肉がたっぷり入ったつけ汁に、『さんじ』ならではの黒全粒粉麺(通常の麺とは違った太平打ち仕様)を合わせたつけ麺。麺の香りと独特の食感のおかげでなんだかとても日本蕎麦っぽいのだが、これは小麦粉で作られた中華麺なのだ。蕎麦とラーメンが融合したみたいで面白い。つけ汁は鴨の味が強く出ており、鴨肉もたっぷり入って食べ応えじゅうぶん。途中で麺に山椒をつければ、痺れる刺激が心地よい。わはは、こりゃ美味しいね。金曜日の楽しみが増えた。 7月15日からは、サイドメニューの「鴨出汁炊き込みご飯(300円)」も登場。たかがサイドメニューとあなどることなかれ。かなりのボリュームでお腹いっぱいになるぞ。 ■日の丸 さんじ 東京都台東区東上野3-25-12 ※「鴨つけそば」は金曜日のみ。
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2年以上も放ったらかしでしたが、また再開してみようかと思います。 無理せずぼちぼちとやっていきますので、よろしくお願いいたします。 お付き合いくださいませ。
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