日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■味噌ラーメン/800円 ※冬期限定のメニューです。もう終了しているかも。 ※消費税増税前の価格です。 上野で働くようになってから、『大喜』を普段使いできるようになったのはとても嬉しい。ずいぶん長い間、僕にとってこのお店は、週末に覚悟して並んで「とりそば」を食べるお店だった(最近は一時期ほどの行列はなくなったと聞くが)。平日に気軽に来られるようになると、いろんなメニューを楽しめていいですね。 この日食べてきたのは、冬期限定の「味噌らーめん」。食べたのは3月なので、もしかしたらもう終了しているかも。小振りの器で提供されたそれは、赤だしのようなスープに太麺を合わせた味噌ラーメン。山椒や生姜を効かせ輪郭のはっきりした味付けのスープに、やわらかくかつ弾力のある麺がよく合っている。美味しゅうございました! ■天神下 大喜 東京都文京区湯島3-47-2
■ラーメン/650円 稲荷町駅近くにある二郎インスパイア系のお店。JR上野駅の入谷口の方が近いかな? たっぷり盛った野菜に極太麺を合わせた「ラーメン」に加え、「味噌ラーメン」や「つけ麺」なども揃えている。 食べてきたのは基本の「ラーメン」。麺の茹で加減に野菜の量、油の量が調整できる。麺は基本が太麺だが、好みで細麺にも変更可能だ。この日は野菜増しで、他はぜんぶ普通に作ってもらった。多くの二郎系のお店と異なり、食券を渡すときにトッピングなどの好みを伝える仕組みになっている。卓上には刻み生ニンニクやコショウ、醤油ダレなどが用意されているので、味は自分で調節できる。 現れたのが写真のラーメン。なんというか、盛り方がかなりワイルドだ。モヤシの山頂に載っているのは刻みタマネギ。チャーシューは柔らかい豚バラロールが2枚ほど。野菜の下からいきなり麺を引っ張り出そうとすると、山が崩れそうで怖い。たっぷりの野菜を何とかやっつけると、ようやく麺にありつける。断面の四角い平打ち麺でしっかりとコシのある茹で加減。ワシワシとした歯ごたえが楽しめる。午後に仕事で来客があるのでニンニクは控えたせいもあろうが、味付け薄めに感じたので醤油ダレをかけて食べた。 それにしてもすごいボリュームだ。何も考えずに野菜増しにしたが、普通にしとけばよかったよ。この手のラーメンを食べるのは久しぶり。かなり満足できたので当分はいいや。お昼に二郎系を食べると、夜になってもお腹が空かないね。 ■ラーメン麺徳 東上野店 東京都台東区東上野5-24-11
■とんこつ醤油らーめん/650円 下谷神社の近くにある、看板のないラーメン店。スープのない「ばんめん」(まぜそば)が名物だが、この日は「とんこつ醤油らーめん」を食べてきた。 九州系の白濁スープとは違ったタイプで、やや白濁した豚骨スープを使った醤油ラーメン。スープは濃い上に醤油がピシッと目立ち、シンプルながら輪郭のはっきりした強い味だ。メンマについてる黒コショーが、スープの味をさらに強く締めている。肉厚の柔らかいチャーシューがゴロッと入っている。ライスも頼んでチャーシューと一緒に食べると美味そうだ。先日食べた「醤油ばんめん」のスッキリした味に比べるといまいち印象に残らなかったが、価格以上の満足感は味わえた。 nonchさんのところで知ったが、大久保にもお店があるんですね。 ■麺食堂 一真亭 東京都台東区東上野3-5-8
■戸みら伊らぁめん/730円 上野と御徒町の間にあるお店で、「こうずけ とみらいほんぽ」と読む。神保町の「俺の創作らぁ麺 極や」はここの系列店にあたるらしい。メニューは種類が多く、「豚骨魚介」に「新味 豚骨魚介」「戸みら井らぁめん」「特製つけ麺」に加えて「香味らぁめん」や「アジア風つけ麺」「四川担々麺」などなど。ちなみに一番人気は「豚骨魚介」だそうだ。 どれを注文すべきかパッと見てわかりにくいが、とりあえず屋号を冠した「戸みら井らぁめん」を注文してみた。「豚骨魚介」が別に用意されているからには、きっとこちらはシンプルな豚骨ラーメンなのかな? と思っていたら違った。 やや白濁したスープにモチッとした太麺を合わせた醤油ラーメン。今風の複雑な味をしている。鶏や豚、牛、魚介など、さまざまな素材を合わせてスープを作っているようだ。やや平たい太麺を合わせており、ツルツルモチモチな食感がどこか『麺屋武藏』を思い出す。揚げネギ(タマネギ?)などの薬味も入り、いろいろ合わさった風味が食べていて楽しかった。 ■上野 戸みら伊本舗 東京都台東区上野4-5-9
■もりそば/730円 『東池袋大勝軒』の流れを汲むお店らしい。もともとこの場所には同じ東池袋系の『上野大勝軒』があったが、現在の『大勝軒 甲』と直接の関係はなさそうだ。2011年に『上野大勝軒』が閉店した跡地に、板橋区にあった『志村大勝軒 甲』が移転してきて現在に至る。 券売機には「もりそば」や「中華そば」など、東池袋系でおなじみのメニューが並んでいる。「塩ラーメン」や「味噌ラーメン」があるのが珍しい。 「もりそば」を食べてきた。つけ汁の器が大きいので麺が少なく見えるが、麺の量は並盛りで300g。一般的なラーメン店に比べたらけっこうなボリュームだ。つけ汁の中にはゆで玉子1/2個と、薄くスライスされたチャーシュー、メンマ、ナルトが入っている。つけ汁はサラッとしており、醤油味と酸味が目立ちかなり強い味。東池袋系の甘酸っぱい味を想像していると、驚いてしまうかも。スープ割りも可能だが、もともとの汁が多いせいか割っても塩っぱい。つけ汁を減らせばもっとバランスよくなるような気がするが、何か理由があるんだろうな。 ■上野大勝軒 甲 東京都台東区上野7-6-7
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