日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■タンメン(塩味)/730円 背脂/100円 東池袋にあるタンメン専門店。塩・醤油・味噌のタンメンに味噌つけ麺、月替わりの季節のタンメンなど、どのメニューを選んでも野菜がたっぷり食べられるのがいい。勤務先が近いのでよく利用している。 この日食べてきたのは塩味の「タンメン」+「背脂」。「背脂」は100円のトッピングだが、いわゆる背脂チャッチャ系のようにたっぷりと背脂が振りかけられるわけではない。中華鍋で野菜を炒める際に、一緒に背脂粒が加えられるだけだ。背脂を入れても世間一般のラーメンの中ではむしろアッサリした部類であろう。しかし熱したラードの香ばしさがいい。香りのせいで食欲が刺激されるのか、野菜たっぷりでボリュームがあるのにサクッと食べられてしまう。美味しゅうございました。 比較的ヘビーなラーメンを出すお店が多い池袋エリアだけに、こういうお店があるのは嬉しい。 ■湯麺 大八 東京都豊島区東池袋5-7-1
■味玉塩そば/900円 説明不要の人気店。高級食材を使った特別メニューも評判だが、基本メニューを食べるためにも1〜2時間待ちが当たり前になってきている。今回食べてきたのは、つい先頃リニューアルして味が変わったばかりの「塩そば」(以前の「味玉塩そば」の写真はこちら)。 ハマグリのスープに白トリュフのオイルが加わり、より贅沢な香りを楽しめるようになった。新たに加えられた「ラルド・ディ・コロンナータ」は、もうひとつのリニューアルの目玉。イタリア産の豚背脂の塩漬けで、まるで生ハムのような味わいを楽しめる。その他、チャーシューやメンマもこれまでのものと変わっている。 それにしてもヤバい、美味すぎ。基本メニューでここまでスペシャルなラーメンを出しているお店はそうそうないぞ。1杯800円のラーメンはここまで美味しくなくてもいいんじゃないか……とも思ってしまうが、きっと、長時間行列に並んで食べにくる人たちをもっと感激させたいのだろうな。スゴイ一杯だ! ■そばはうす 不如帰 東京都渋谷区幡ヶ谷2-47-12
■チャシューやさいつけそば/1,050円 あの『東池袋 大勝軒』を輩出した老舗グループの系列店。改装のため長期休業していたが、昨年の夏から営業を再開している……と、偉そうに書いたが実は今回が初訪問だ。この日食べてきたのは「チャーシューやさいつけそば」。麺はあらかじめ茹で置きしているようで、席について注文すると30秒もかからずにつけそばが出てくる。 つけ汁の器には細かく切ったチャーシューと茹で野菜(モヤシとキャベツなど)がたっぷり入り、麺を浸ける余裕もないほど。つけ汁は少し甘味もあるが塩っぱめで酢も強く効いており、お店の雰囲気とは違ってなかなかインパクトある味付けだ。 チャーシューと野菜のボリュームのせいか、麺並盛りでもけっこうお腹いっぱいになった。女性ひとりの客が多かったのが意外だが、過度に脂っこくもないので女性でも食べやすいのかも。 ■つけそば 丸長 目白店 東京都新宿区下落合3-19-4
■鯵ニボ味玉そば/850円 昨日に引き続き『田なか』でランチ。サンシャインの裏手に4月末にオープンしたばかりの新店だ。今日は基本メニューの「鯵ニボ味玉そば」を食べてきた。 動物系食材を使用せず、魚介系食材のみで煮出したスープを使っているそうだ。アッサリした魚介系醤油ラーメンを想像していたら、まったく違ったものが出てきて意表を突かれた。 まず、スープは澄んでいるのにトロミがあるのに驚いた。もっと煮干しっぽい風味が目立っているのかと思っていたが違う。昆布のダシが強いようで旨味はじゅうぶん。強い塩味に頼ることなく、ダシの香りや三ツ葉や大葉、柚子の風味で味を組み立てている。このスープに、固めに茹でられたストレート麺を合わせている。山クラゲの食感が面白いのは昨日食べた「蛤潮そば」と同じだ。 美味しゅうございました。気になるメニューが他にもいろいろあるので、しばらく通ってしまいそうだ。 ■志奈そば 田なか 東京都豊島区東池袋2-19-2
■蛤潮そば 蛤のワイン蒸しバジルバターの薫り/900円 サンシャインの裏手に4月末にオープンしたばかりの新店。ご主人はイタリアン出身だそうだ。住所は東池袋だが、最寄り駅はJR大塚駅か荒川線向原駅になるのかな? 基本メニューを食べるつもりでいたが気が変わり、注文したのは水曜限定の「蛤 潮そば(蛤のワイン蒸しバジルバターの薫り)」。風味を損なわない程度のあっさりしたスープに、茹で加減固めの細いストレート麺を合わせた一杯。平たく言えば塩ラーメンということになるのだろうが、バジルや三つ葉の香りが合わさって、他所では見られない独特の味に仕上げてある。特に印象に残るのは、トッピングの山クラゲ。麺と一緒に食べると食感のコントラストが面白い。 美味しゅうございました。これは他のメニューも気になるな〜。しばらく通っていろいろ食べてみよう。 ■志奈そば 田なか 東京都豊島区東池袋2-19-2
煮干しそば/800円 JR大塚駅近くの路地裏に、3月にオープンしたばかりのお店。基本メニューは「煮干しそば」1つに絞っており、他にはライスとビールのみ。オプションのトッピングすらないという徹底ぶりだ。 その「煮干しそば」は、煮干し風味のスープに、茹で加減固めの細ストレート麺を合わせた醤油ラーメン。煮干しの風味は確かに強いが、さまざまな食材を使って重層的に旨味を出しているようで、それほどシャープに煮干しを強調しているわけではない。とても美味しかったが、少し価格が高いように感じてしまった。 ランチタイムは半ライスがサービスになる。ライスに付いてくる昆布も美味い。 ■煮干しそば 暁 東京都豊島区南大塚1-50-5
■ちゃーしゅーめん/700円 ゴールデンウィークを利用して、カミさんの実家がある宇都宮に行ってきた。ようやく『一品香』に行けましたよ。 宇都宮市を中心に何店舗か展開しているラーメン店。この地域出身の『凪』のバンタム君によると「THE栃木人好みのラーメン」なのだそうだ。 基本メニューは「らーめん」「ちゃーしゅーめん」「ぎょーざ」のみ。オプションのトッピングでニラや背脂などを追加できる。今回食べてきたのは「ちゃーしゅーめん」。スープは澄んでおり比較的アッサリしているが、豚骨臭(?)があってなかなか荒々しい。うどんのような太麺を合わせている。パッと見は昔ながらのオーソドックスなラーメンだが、なかなか個性的で驚いた。 「ちゃーしゅーめん」では、大きめのチャーシューが3枚入る。何も考えずに食べちゃったけれど、部位の異なる肉が入っていたような気がする。 そして宇都宮といえば餃子。もちろん食べてきたが、ここの餃子はやたらとでかい。ちゃーしゅーめん1杯と餃子3個でお腹いっぱいになりますね。 ■一品香 駒生店(いっぴんこう こまにゅうてん) 栃木県宇都宮市宝木町1-28-20
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