日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■オープン記念 煮干らぁ麺/500円 代々木の人気店『めじろ』の大西祐貴さんが独立し、巣鴨に新店をオープンした。基本メニューは「醤油らぁ麺」「煮干らぁ麺」の2種類。どちらも醤油味のラーメンだが、スープもタレも異なるそうだ。それぞれ通常価格は750円になるようだが、1月28日(土)まではオープンを記念して500円で提供される。 食べてきたのは「煮干らぁ麺」。動物系食材を使わず、イワシやアジの煮干しだけで作ったスープに細麺をあわせた醤油ラーメン。麺はしなやかながら歯ごたえのある茹で加減。国産小麦に全粒粉をあわせた自家製麺だそうだ。チャーシューは低温で煮込んだロース肉と、焼き上げた豚バラ肉の2種類が入る。手間かかってますね〜。 美味しゅうございました。もう一方の「醤油らぁ麺」も食べてみたい。近々また行ってみよう。あのチャーシュー使った豚丼あったら美味そうだなぁ……。 ※1月中はお昼営業のみ。夜営業は2月からの予定だそうです。 ■Japanese Soba Noodles 蔦(つた) 東京都豊島区巣鴨1-14-1
■ラーメン/650円 スタミナ丼とヤサイニンニクアブラ無料トッピングのラーメンという2大ガッツリ系メニューの専門店が池袋東口にオープン。渋谷店に続く2号店で、『ばんかららーめん』などを展開する(株)花研が経営母体だそうだ。オープン直後の混雑もだいぶ落ち着いてきたので食べに行ってみた。店内では、厨房のスタッフがずっと「がっつりがっつり〜」と連呼している。 食べてきたのは「ラーメン」。野菜・ニンニク・アブラのトッピングは無料で、食券を渡すときにトッピングも注文する仕組み。この日は野菜とアブラを普通で、ニンニクは少しだけ入れてもらった。 見ての通りの『二郎』インスパイアだが、焼き肉のタレのような甘塩っぱい味付けで、甘辛いスタミナ丼風ラーメンといった印象。味付けはかなり濃いめで塩っぱいが、スープはかなり軽め。刻んだ生タマネギが入っている。チャーシューは大きいけど薄い豚バラスライスが1枚。一般的なラーメンに比べればボリュームはある方だと思うが、割とサクッと食べられてしまう分量だった。野菜や背脂がたっぷり盛られて見た目は派手だが、がっつりがっつりいう割には、今ひとつインパクトに欠ける気がしてしまう。 ■ラーメンとスタミナ丼の店 鉄人 直成 南池袋店 東京都豊島区南池袋2-14-6
■特製喜多方らーめん 塩味/950円 都立家政に本店のある、無化調ラーメンのお店。やたらと美味しい喜多方ラーメンが人気を博し、東京ラーメンストリートに出店を果たした。『七彩』のラーメンは久しぶり……というか東京駅のお店で食べるのは初めてだ。 食べてきたのは具だくさんの「特製喜多方ラーメン(塩味)」。すっきりしたスープに太い縮れ麺を会わせた塩ラーメン。動物や魚介の風味が複雑に織りなすスープは絶品だし、極太の縮れ麺は口の中で暴れてインパクトじゅうぶん。とても美味しいと思う。以前都立家政で食べたときよりも強く印象に残るラーメンだったが、果たしてこれを喜多方ラーメンと呼んでいいのだろうか、ちょっと戸惑ってしまう一杯だった。 ■麺や 七彩 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
■紫龍らーめん/750円 昨年暮れ、銀座にオープンした新店。旗の台にあるお店の2号店なのだそうだが、その本店も昨年7月にオープンしたばかりだから勢いありますね。銀座で働く知人によると、平日はけっこうな行列ができる人気店になっているそうだ。 メニューはいろいろあるようだが、屋号を冠した「紫龍らーめん」を注文してみた。麺のかたさやニンニクの有無、脂、野菜の量などを好みに合わせて注文できる。僕は背脂とニンニクは普通、野菜は多めにしたんだっけかな。『二郎』インスパイア系のお店かと思ったのだが、出てきたラーメンはそうではなかった。 四角い器は見た目に新鮮で驚かされるが、中身は昔流行ったニンニクの効いた背脂豚骨醤油ラーメンに近いもの。背脂を多めにしてもらえば、もっとそれっぽくなったのだろうな。麺はやや平たい中太麺で、太さが不揃いだったような気がしたがこれは気のせいかも。卓上には辛子高菜が置いてある。この手のラーメンに辛子高菜を入れたことがなかったのだが、意外と合ってて美味かった。 ■城南らーめん 紫龍 銀座店 東京都中央区銀座3-10-18
■KOTTERI/700円 昨年新宿二丁目にオープンした、市ヶ谷『庄の』の系列店。つけ麺専門店としてスタートしたが、最近になってラーメンがメニューに加わった。ラーメンは「KOTTERI」「ASSARI」の2種類。 「KOTTERI」は鶏白湯ラーメンで、「鶏骨つけめん」ほどの重さはないものの『GACHI』らしいスープを堪能できる。麺は細麺。具は別皿で提供される。甘みがあって好みの味。 ■ASSARI/700円 「ASSARI」は、鶏白湯スープに魚介ダシを合わせた、ダブルスープの醤油ラーメン。麺は細め。こちらは具はドンブリの中に盛りつけられている。ちと塩っぱいような気がしたが、インパクトある味で美味しかった。 どちらも美味しかったが、個人的には「KOTTERI」が気に入った。気になるのはこのネーミング。どちらかが特にコッテリ/アッサリしているようには思えなかった。変な先入観を与えちゃいそうでもったいない。 ■二丁目つけめん GACHI 東京都新宿区新宿2-17-10
■花巻/1100円 西武池袋本店で開催されていた『全国有名 寿司・弁当うまいもの会』に、町田の人気店『69'N'ROLL ONE』が出店。町田のお店を休業して、店主自ら催事場のキッチンに立っている。この日は出勤前に西武の前を通ると、ちょうどこれから開店するところだった。つい魔が差して催事場に行ってみると、ちょうど僕が会場一番乗り。そのまま『69'N'ROLL ONE』のイートインに飛び込んだ。 注文したのは「花巻」。日本蕎麦でいうところの「花巻そば」を『69'N'ROLL ONE』風にアレンジしたもの。基本の醤油ラーメン「2号ラーメン」に生海苔を加え、大きな1枚の焼き海苔で覆った。フタを外すと海苔の香りがふわっと漂う仕掛けも花巻そば譲り。昔の人も、こうしたギミックで食を楽しんでいたのですねぇ。土台は「2号ラーメン」といっても、海苔の香りが加わると印象はだいぶ変わりますね。香ばしくて美味しかった。 ■69'N'ROLL ONE 東京都町田市原町田3-1-4 町田ターミナルプラザ2F ※西武池袋本店の催事は1/18まで
■朝ラーメン/500円 1月16日(月)から、『一風堂』銀座店の「朝ラーメン」がリニューアル。現行の「朝ラーメン」も改良された他、新たに「朝醤油」「朝白丸」が加わった。1月12日の夜、新しい朝ラーメンの試食会にご招待いただいた。五反田店、青山店も「朝ラーメン」をやっているが、3種類食べられるのは銀座店のみなのだそうだ。 まずは「朝ラーメン」。 豚骨スープはだいぶ軽めになっているが、とても『一風堂』らしい味付け。刻んだ小梅がアクセントになっている。朝向けに麺の量は減らしてあって、70gとのこと。朝とはいえそれじゃ物足りないのでは? と思っていたのだが、食べているうちにちょっとしたサプライズが。器の底にご飯(粥)が仕込んであって、これがなかなか良い感じ。ボリューム的にも満足できた。これが500円ならコストパフォーマンスもかなりいい。 ■朝醤油/550円 ※セットのワンタンが入っています。単品では入りません。 お次は「朝醤油」。 最近(?)レギュラーメニューになった「博多中華ソバ」をアレンジした、朝向けミニサイズの醤油ラーメン。「博多中華ソバ」とは油が違っているそうだ。煮干し風味のあっさりスープに柚子を聞かせた醤油ラーメンで、博多風の細麺を合わせているのが特徴。麺の量は70gで少なめ。「朝ラーメン」に比べるとご飯が入っていない分だけボリュームも軽めだ。 写真の「朝醤油」にはワンタンが入っているが、これはセットメニューによるもの。100円増しでAセット(ワンタン+スパムおにぎり)か、Bセット(タンメン野菜+スパムおにぎり)を追加できる。スパムおにぎりは、単品で200円するので、かなりお得なセットといえるだろう。 もうひとつの朝メニュー「朝白丸」は、現行の「白丸元味」の麺少なめバージョン。麺の量は80gだったかな? 朝も「白丸」を食べたいというリクエストに応えて始めるのだそうだ。 銀座店の朝ラーメンは、平日の午前8時〜11時の提供となる。僕はご飯の入った「朝ラーメン」がいちばん気に入った。もし近くに勤めていたら、ちょいちょい通ってしまいそうだ。 ■一風堂 銀座店 東京都中央区銀座3-11-14 B1F
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