日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
|
■ラーメンプラス/900円 『せたが屋』系列の人気店、目黒『ラーメンゼロ』が移転。表参道ヒルズでリニューアルオープンした。以前『MIST』が入っていたところですね。 醤油や塩、味噌といった調味料をいっさい使わない=「調味料ゼロ」をコンセプトにしたお店だったが、今はそうでないメニューもあるのですね。この日食べてきた新作(……なのかな?)の「ラーメンプラス」もそう。ゼロのスープにタレを加えた醤油ラーメンなのだそうだ。そういえば、移転前にも、後のせ醤油ジュレの「プラスワン」なんてのがありましたね。それが最初から入っているみたいなものかな。 ちょっとビターな煮干風味が目立つ醤油ラーメン。基本の「ラーメンゼロ」をだいぶ前に食べた時は、さまざまな食材の風味で食べさせるラーメンという印象だったけれども、この「ラーメンプラス」から想像するに、「ラーメンゼロ」も昔とだいぶ違ってそうな気がする……が、どうなんだろう。 ■ラーメンゼロPLUS 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館3F
■肉煮干らーめん 4月26日から、渋谷のライブハウス『Wasted Time』が、ライブ演奏のないランチタイムにラーメン店を始める。もともとこちらは本格的な厨房を持っており、以前もお昼に沖縄料理店をやっていたこともある。今回、ラーメンづくりを手掛けるのは吉祥寺の人気店『音麺酒家 楽々』。美味いラーメンが食べられそうだ。 25日夜、オープンを記念したパーティーが開かれた。当日ご活躍の某DJ氏に招待されたので行ってきましたよ。バンドのライブ演奏もあって、音楽を聞きながらラーメンを楽しむという形式。お昼のメニューとなる「肉煮干らーめん」にドリンク2杯がついて、参加費は1000円。参加費は東日本大震災被災地への義援金に充てられるというチャリティイベントも兼ねている。 で、「肉煮干らーめん」。がっつり煮干風味を効かせ、背脂でコッテリした醤油ラーメン。太くて縮れた平打ち麺を合わせ、肉もたっぷり乗ってインパクトある一杯。この日は麺の量が一人前150gだったそうだが、通常営業では一人前200gになるそうだからだいぶお腹もいっぱいになるだろう。スープはちょっと塩っぱめだったかな? このあたりは調整されていくのだろう。 当分の間、メニューは「肉煮干らーめん」のみだが、いずれは「肉煮干つけめん」も始める予定とのこと。 ■Wasted Time 〜feat.楽々〜 東京都渋谷区宇田川町31-3 B1F
■ふわトロ辛メン/780円 四谷三丁目駅の近く、杉大門通りにオープンしたばかりの『がんこ一条流』の新店。週末はオープンニング記念のスペシャルメニューを出していたが、今日から基本メニューの「ふわトロ辛メン」「ふわトロ辛つけ」が始まった。開店時刻の11時半ちょっと過ぎにお店に着くと、もう10人以上が並んでいる。ラーメン好きのお仲間さんも何人かいました。 今日食べてきたのは「ふわトロ辛メン」。真っ赤な辛いスープに、器の表面を覆うたっぷりの玉子焼き(?)。麺は平たい太麺で、しっかりとしたコシのある茹で加減。麺は200g入っているそうで、たっぷりの玉子と合わせてかなりのボリュームがある。辛いモノを食べるといつもそうなのだが、今回も汗だくになってしまった。 つけ麺にするとどうなるのかな。また食べにこよう。 ■ふわふわ 東京都新宿区舟町4-1 メゾンド四谷106
■ショルダーベーコンと白ワインの塩ラーメン 赤ワインチャーシュー入り/1000円 ※この日だけの特別メニューです。 本日4月23日、新宿区荒木町は杉大門通りにオープンした新店。お店の入り口には牛の頭骨が飾られ、看板は黒地に白い骨のマーク。わかる人はもうわかるはず。そう、ここは『がんこ一条流』の新店なのだ。 僕が行ったのは午後3時頃。特に行列もなく空いていた。引き戸を開けてお店に入ると、厨房に立つ異形の男にビックリ。大きなサングラスに金髪のカツラ。今度はそう来ましたか……。 この土日はオープン記念で特別メニューのみ。通常メニューは25日(月)から始めるそうだ。この日はショルダーベーコンと白ワインを使った塩ラーメンで、日曜日はまた違ったものを作るそうだ。 『がんこ』らしいすっきりした風味のスープ。よく「塩っぱい」と言われる『がんこ』のスープだが、塩味は思っていたより抑えめで気にならなかった。どちらかというと甘味を引き立てている感じ。器を覆うように盛りつけられた大判のチャーシューが3枚。とてもやわらかく、肉をくずして麺と一緒に食べられる。面白いのはザーサイのトッピング。メンマの代わりみたいなものだろうが、珍しいトッピングだ。 通常メニューは25日(月)からスタートする。1人前に玉子を4つも使うという「ふわトロ辛メン」「ふわトロ辛つけ」はともに780円。家元がこれまで手掛けたラーメン(スペシャルを除く通常メニュー)の中で、もっとも原価がかかっているそうだ。どんなラーメンになるのだろう。楽しみだ。 しかし、家元、いつもイイ声しているな〜。 ■ふわふわ 東京都新宿区舟町4-1 メゾンド四谷106
■チャーシューワンタンメン/1100円 4月21日、表参道に白河ラーメンの名店『火風鼎(かふうてい)』の支店がオープン。場所は前に『麺家大海』が入っていたところ。東京では白山に続く2店目になる。メニューは豊富で、醤油味の「ラーメン」の他に「塩」や「みそ」、「青山の塩」に「オマールにぼし」「KING TORINO」……などなど。後で知ったのだが、昼と夜でメニューを分けているみたいですね。お昼は正統派の白河ラーメンを作り、夜は鶏をもっと強く効かせた「TRINO」や「KING TRINO」を出すそうだ。 この日はオープン2日目。お店に着いたのは13時半を過ぎていたが、お店の外で7〜8人が待っていた。10分くらい待ったかな? 券売機のいちばん左上にあった「チャーシューワンタンメン」を注文した。 醤油の香りがキリッと立ったスープに、びろびろ縮れた手打ち麺。麺の太さが不揃いで食感が面白いッ! チャーシューはよくある煮豚とは違ったタイプで、歯ごたえあって噛みしめるほど旨味や風味が口にひろがる絶品。美味しゅうございました。 ■表参道 火風鼎 東京都港区南青山3-13-20
■地獄のつけめん トリプル イラストレーターの青木健さんが激辛メニューにチャレンジ。 ちょうどその現場に居合わせたので、完食する様子を見届けてきた。 お疲れ様でした!
■ベジラーメン菜菜 美麺(びぃめん)/750円 4月6日から始まった期間限定ラーメン。動物系食材をいっさい使わずに仕上げた『ベジラーメン菜菜』シリーズの新作で、『花月嵐』毎春恒例の企画になっていますね。6年目の今年はピンク・レディーの未唯mieさんがプロデュースした「美麺(びぃめん)」。 ほのかに醤油が香る、あっさりしたスープ。オクラや大根おろし、ナメコなどが麺によく絡む。昨年の「純和風ベジらぁめんナナコ」に少し似ているが、トッピングの野菜はいろいろ違っている。そして一番の違いは緑色の極細麺。スピルリナという藻類を練り込んだ特製麺なのだそうだ。見た目にも面白いですね。 動物系食材を使わなくてもこれだけのスープができちゃうというのは凄いことなのだと思う。ホント、期間限定なのがもったいない。いつでも食べられるようにしたら、ラーメン好きのすそ野も広がると思うんだけどな〜。おそらく6月いっぱいくらいまでは食べられるみたいです。
|