日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■焼豚麺/900円 渋谷・東急百貨店東横店で『福島物産展』が開催中。昨年、一昨年は喜多方の『はせ川』が来ていたと思うが、今年は3年ぶりに『とら食堂』が出店している。『とら食堂』といえば、福島県白河市のご当地ラーメンの代表格……と知ったようなことを言いながら白河のお店には行ったことありません。行ってみたいなぁ。 メニューは「手打ち中華そば(701円)」と「手打ち中華そば ワンタン入り(851円)」「焼豚麺(901円)」の3種類。「ワンタン入り」と「焼豚麺」は各日100食限定。「焼豚麺」を食べてきたが、単に「中華そば」のチャーシューを増量しただけでなく、部位の異なる3種類の肉が入る。 主に鶏ガラからダシをとった、すっきりした醤油味のスープに、青竹で打ったピロピロした食感の平打ち麺。素朴な味わいだが、麺の食感が印象に残る美味しい醤油ラーメンだ。「焼豚麺」には、部位の異なる3種類のチャーシューが入る。いろんな肉を味わえるのが楽しい。 『福島物産展』は3月2日まで。期間中もう一度行って、今度は「ワンタン入り」も食べたいな。
■極にぼ/750円 味玉/100円 毎週木曜日、ハマグリスープの人気店『不如帰』が屋号を『裏不如帰』に変えて、メニューも煮干ラーメンにチェンジ。今日は久しぶりに「煮干そば」を食べようと思ったが、券売機横のホワイトボードに「新メニュー」と書いてあるのに気がついた。 「極にぼ 750円 煮干しが大好きな方に限ります」 今日からメニューに加わった新作とのこと。もとからある「煮干そば」も美味いが、この新作はさらに煮干の風味が強くて美味い。しっかり厚みのある味わいなのだけれども、スープには動物系の食材を一切使っていないのだとか。「極にぼ」というネーミングから、『長尾中華そば』とか『凪』『ふくもり』のようなインパクトあるタイプを想像したが、出来上がったラーメンはそれらとは違ったタイプ。むしろ『伊藤』のようなタイプに近いかも……と思いながらも、やっぱりだいぶインパクトもあったな〜。美味しゅうございました。 ■一汁三にぼし 裏不如帰 東京都渋谷区幡ヶ谷2-47-12 ※毎週木曜の昼のみ営業
■鯛と昆布と鶏のらーめん/850円 環七は世田谷区野沢にある人気店……ってか、こんなブログを見るような人なら皆知っているであろう超有名店ですな。3rd SEASONいちばんのビッグネームではないだろうか。本家『せたが屋』は魚風味の醤油ラーメンが特徴だが、傘下には塩や味噌、豚骨など、さまざまなラーメンの専門店を抱えている。 今回のイベント用ラーメンは、あっさりした塩ラーメン。器も系列の塩ラーメン専門店『ひるがお』のものを使っていた。その名前が内容をじゅうぶんに説明しているが、水出しした鯛煮干と昆布のスープに、丸鶏のスープを合わせたもの。麺は柔らかめに茹で上げた細麺。品のよいダシの香りで食べさせる、美味しい塩ラーメンだ。 トッピングのチャーシューは豚と鶏。チャーシューの上に乗ってるのはトンブリかな? 奥にあるのは山クラゲ。これはメンマのかわりかな。 スープはややぬるめ。ラーメン好きのお仲間さんが書いた他のレポートを見ても同じ感想を持った方が見られるので、きっとわざとこの温度にしてあるのでしょう。 ■せたが屋 THIRD SEASONは2月25日まで。
■九州地物づくし 炙り地鶏入りとんこつ/850円 福岡県久留米市を中心に展開する豚骨ラーメンのお店。東京にも出店しており、このイベント会場のすぐそば、西新宿の小滝橋通り沿いにもお店がある。今回のイベント用ラーメンは、九州の食材をたくさんトッピングした豚骨ラーメン。 土台となるのは白濁した豚骨スープ。長崎の焼アゴで作った香味油が、和なテイストを加えている。トッピングは有明のりに博多ネギ、宮崎地鶏の炭焼き。食べ進めるうちに柚子胡椒も効いてくる。写真を見て今気付いたが、柚子胡椒、ネギの上に乗ってるんですね。なんかコリコリしたものも入ってたな。たくあん? 豚骨ラーメンの専門店が作る豚骨ラーメンだけあって美味かった。 ■ラーメン 龍の家 THIRD SEASONは2月25日まで
■男の担々麺/850円 虎ノ門や小川町にお店を構える『二郎』インスパイア系ラーメン店。「男」とか「気合い」とかそういうコンセプトのお店で、今回のイベント用ラーメンも「男の担々麺」。何だかよくわからないが、インパクトありそうだ。3rd SEASON4店舗の中で一番最後に食べたのがコレ。だって辛そうなんだもの。 メニューの説明には汁なし担々麺との書いてあるが、けっこう汁気はありますね。メニューの原稿を提出した後で汁ありに変更したのかも。見た目は真っ赤で見るからに辛そうだが、これが不思議と辛くない。ほんのちょっとピリ辛という感じかな? 個人的にはちょうどよい辛さだったが、これは僕が辛いの苦手だから。辛いのが好きな方には物足りないかも。しっとりと柔らかいレアなチャーシュー、コシのある平打ち麺もいい感じ。美味かったですよ。 ■らーめん バリ男 THIRD SEASONは2月25日まで。
■極厚チャーシュースペシャル/850円 新宿住友ビル49Fで開催中のラーメンイベント。1月28日からTHIRD SEASONとして新たに4店が入っている。THIRD SEASONも今月25日には終わってしまうのだが、4杯食べ終わったのが今日23日。ちと……というかだいぶ遅いが、まとめてアップすることにする。 あ〜、それにしても2月はブログの更新サボリ過ぎたな。 まずは『きび』から。神田小川町に本店がある、オーソドックスな醤油ラーメン「支那そば」が人気のお店。現在は何店も系列店を出し、海外出店も果たしている。系列店では鶏白湯やベジポタなど、創作性の高い今風のラーメンにも取り組んでいる。 今回のイベント用ラーメンは「極厚チャーシュースペシャル」。チャーシューがたっぷりで見た目のインパクトがありますね。スープは白濁していて豚骨スープみたいな様相だが、意外とサラッとしていて、完全に真っ白というわけでもない。スッキリした味わいと酸味、そしてけっこう辛いなコレ。もしかしたら『バリ男』の「男の担々麺」よりこっちの方が辛いかも。見た目からイメージされるのとまったく違った味に驚いた。これ、かなりの変化球ですね。 トマトに辛味。チャーシューの豚肉がメキシコ産ということで、それっぽくアレンジしたのかな……とか思ったが、よく考えたら僕はメキシコの料理についてほとんど何も知らないのだった。変なこと考えるのやめとこ。 ■支那そば きび THIRD SEASONは2月25日まで
■えびだしらーめん/700円 用事があって王子〜赤羽界隈にやってきたが、バタバタしてお昼を食べないまま15時になってしまった。近所のお店をラーメンバンクで探したところ、日曜は昼夜通しで営業しているこちらのお店を見つけた。 甘エビを使ったスープが自慢のお店。オープンしてから1年くらい経っているのかな? メニューは「えびだしらーめん」「正油らーめん」「えびだしつけめん」の他、各種トッピングやサイドメニュー。その他、数量限定の特別メニューもやっている。この日は「鶏白湯麺」があった。魚介豚骨のつけ麺もあったようだが、今は販売休止中とのこと。 「えびだしらーめん」と「鶏白湯麺」を注文して、同行者とシェア。オレンジ色のスープと巨大なチャーシューが見た目に面白い。その名の通り、海老!海老!海老!というくらいに主張する香ばしい海老の風味。スープの口当たりはサラリとしており飲みやすい。 チャーシューは、表面をカリッと焼きあげてあるが中身は柔らかい。美味しゅうございました。 こちらは限定の「鶏白湯麺(700円)」。数量限定で、僕らが食べた1杯がこの日の最後だったみたい。まろやかで甘い、濃厚な鶏白湯スープ。こちらも美味かった〜。 ■麺や 雄 東京都北区王子1-15-5
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