日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
|
■上級煮干らーめん(特製)/950円 2010年最後の一杯。『凪』ゴールデン街店で大晦日限定で提供された特別メニューで、いつもより質の高い煮干しを使った醤油ラーメン。通常価格は800円だが、150円増しのトッピング増量の特製バージョン。 煮干しを強く効かせたスープに縮れの入った極太麺、ワンタンのような「いったんもめん」を合わせているのはいつもの「煮干ラーメン」と同じで『凪』らしいが、煮干しの苦みやエグミも残した荒々しさが少なく、品よく仕上げてある。普段の味を期待するとだいぶおとなしいが、物足りなさがないようにギリギリの上品さを狙った一杯。そしてこの日はチャーシューが美味かった。基本的なレシピも材料もいつもと同じというが、火加減を慎重に調整し、普段よりシットリとしたチャーシューに仕上げたそうだ。美味しゅうございました。 ■新宿煮干ラーメン 凪 東京都新宿区歌舞伎町1-1-10 2F
■ブラックタイガー塩ラーメン/800円 ※2010年12月29〜30日のみの特別メニューです。 2010年は香港に『豚王』を出店した『凪』グループ。旗艦店となる渋谷総本店は、香港出店にちなんでリニューアルし、12月13日から屋号も改め『凪 豚王』として新たな一歩を踏み出した。若干の違いはあるものの、おおむね香港『豚王』と同じラーメンが食べられるのだそうだ。 リニューアルした新しいラーメンもまだ食べていないのだが、この日食べたのは年末の特別メニュー。終わりゆく寅年を喰らいつくせ! ということでブラックタイガー(海老)を使った塩ラーメン。レシピを考案したのは『凪』とも関係の深いこちらのラーメンコンサルタント氏だ。 海老が香ばしく香る、アッサリした塩ラーメン。塩ラーメンといっても、さほど塩味は強くなく、海老の香りがそのまま味になって麺を食べさせるという感じかな。しっとりした鶏チャーシューや、レンコンも美味かった。 ■ラーメン凪 豚王 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート1F
■煮豚そば/950円 味玉/100円 仕事納めの翌日、自宅の大掃除などしながら空いた時間に遅めのランチ。近所の『不如帰』で2010年の食べ納めに行ってきた。お店に着いたのは午後2時を過ぎていたかな? 特に待つこともなく、すぐに席に着くことができた。 ちょっと豪勢に「煮豚そば」と、チャーシューをおかずにご飯も食べたくて「ご飯(小)/100円」を一緒に注文。4枚のチャーシューのうち、2枚に焼き目が入っているのはご主人のサービス。いろいろオマケしていただいてありがとうございました。 アッサリ系のラーメンながら、ハマグリと魚介の風味がたっぷりで飽きさせない。チャーシューは炙ってなくてもじゅうぶん美味いのだが、確かにご飯のおかずにするなら炙ってあるのもよく合いますね。美味しゅうございました。 ■そばはうす 不如帰 東京都渋谷区幡ヶ谷2-47-12
ファッションブランド『mastermind JAPAN』と『秀ちゃんラーメン』のコラボ企画。北青山の『THE CONTEMPORARY FIX』が1月8〜10日の3日間『MASTER NOODLE!』というラーメン店になり、この日だけのスペシャルなラーメンが食べられる。ラーメンは「JAPAN BLACK」と「JAPAN COOL」の2種類。それぞれ2980円という価格だが、これはラーメンのドンブリ込みの価格。食べ終わった器は洗って箱に入れ、持ち帰れるというわけ。ドンブリは『mastermind JAPAN』のロゴが入った特別仕様。ファンにとっては垂涎のアイテムになるみたい。この日は赤坂『秀』で行われた試食会に誘っていただき、喜んで行ってきた。 ■JAPAN BLACK/2980円(ドンブリ込みの価格) クリーミーで濃厚なスープの豚骨ラーメン。写真をパッと見た感じでは、どこが「BLACK」なんだろうと思ったが、持ち上げた麺が真っ黒でビックリ。竹炭を練り込んであるそうだ。黒い仕掛けは麺だけじゃない。ワンタンの中には真っ黒なマー油(ニンニクなどを焦がした香ばしい油)が入っている。途中でワンタンを破るとスープに黒い油が広がって、見た目も味も変わっていく。スープに浮かせて香りをつけるためのものなので、ワンタンをそのまま食べないように注意。その他、写真ではうまく伝わらないかな? 味玉もしっかり色が付けられて黒っぽい。チャーシューも黒砂糖を使って黒く染めており、一緒に添えられるガリ(生姜)まで真っ黒にしてあるという念の入り様だ。この日は『秀』で普段使われている器での提供となったが、当日はこちらの「JAPAN BLACK」専用ドンブリで提供される。 ■JAPAN COOL/2980円(ドンブリ込みの価格) もう一方の「JAPAN COOL」は、動物系食材を一切使わず、無化調で仕上げたもの。『秀ちゃんラーメン』のニューヨーク支店で出しているベジタブルヌードルを土台にしたもので、利尻昆布やシイタケ、ポルチーニ茸などでスープを作っている。トッピングもすべて野菜。焼いた山芋やナス、醤油漬けにしたアボカトなど。店主の河原秀登氏によると、おそらく300kcal程度しかないのではというから女性にも喜ばれそう。こってりしたラーメンの満足感とは違うが、すっきりと美味しかった。ラヲタ的にもこちらの方が楽しめるかも。「JAPAN BLACK」同様、普段の器で提供されたが、当日はこちらの専用ドンブリが使われる。 最終的なメニューは以上の2種類だが、これまでもいろんなメニューが試作されたそうだ。下の写真はボツになった試作メニュー。真っ黒で、これを黒い器に入れたら写真とるの難しそうだ。この真っ黒いのを隣に座っていた某ラーメン評論家が食べている様子はこちら。麺も見事に真っ黒だ。 ■MASTER NOODLE! 東京都港区北青山3-12-14 THE CONTENPORARY FIX 2011年1月8〜10日に開催
■海老味噌つけ麺/850円 羽村市の『いつ樹』の系列店が新宿高島屋の近くにオープン。場所は高島屋前のHIS横の路地から裏側に回ったあたりになる。最寄駅は新宿駅か代々木駅になるのかな? 屋号の『五ノ神』は「ごのかみ」と読み、『いつ樹』創業の地の地名にちなんでいる。 メニューは「海老つけ麺」「海老味噌つけ麺」「海老トマトつけ麺」の3つが基本で、各種トッピングの有無でいろいろバリエーションがある(「トマトつけ麺」は今日のところはやっていなかった)。いわゆるラーメンは用意していない。今日はオープン初日ということもあり、開店前からラーメン好きのお仲間さんが集まった。先頭の方が「海老つけ麺」を注文したので、僕は「海老味噌つけ麺」を選んでお互いちょっとだけお裾わけしあうことに。お仲間さんの「海老つけ麺」の写真はこちら……だが、見た目は味噌とほとんど変わらないな。 つけ汁の味は、ブワッと広がる甲殻類の香りを中心にしてある。基本の「海老つけ麺」もじゅうぶんインパクトあるが、「海老味噌つけ麺」は汁がもっとネットリした感じで厚みのある味わい。麺は少しグレーがかった太麺で、冷たく締めてある。香りも強く、存在感のある麺だ。海苔やキャベツがいいアクセント。 つけ汁には、メンマと鶏チャーシューが沈んでいる。メンマは大きく三角形に切ってあり、最初はてっきり肉かと思って食べたので驚いた。鶏チャーシューはプリッとしてて美味い。 職場の近くにいいお店が出来たな〜。美味しゅうございました。 ■つけ麺 五ノ神製作所 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-16 ※18時48分追記 本日、夜の部は休業とのこと。これから行く人は注意。
■火鍋風 うま辛醤油ラーメン/850円 新宿住友ビル49Fで開催中の、テレビ東京が主催するラーメンイベント。12月25日には第1陣が終わってしまうので、まだ食べていなかった『えるびす』のラーメンを食べてきた。 池袋にある人気店で、一時期はテレビのラーメン企画でよく紹介されていましたね。最後に行ってからずいぶん時間が経ってしまった。今回のイベントにはピシッと辛い「火鍋風 うま辛醤油ラーメン」で参加。 ラー油を効かせたオイリーなピリ辛ラーメン。挽肉がたっぷりトッピングされて、担々麺みたいに仕上げてある。ピリ辛いラーメンが好きな人にとっては食べなれた味に近いのだろうが、四川山椒を効かせてあるのが特徴かな。しびれる辛さが口の中をスーッとしてくれる。ときどき混じるカリッとした食感はナッツ。 辛いのは得意でないので後回しにしてしまったが、この辛さは意外と好きだった。けっこう辛くてイイ汗かいてしまった。 ■新! 東京らーめんチャンピオン FIRST SEASONは12月25日まで。
■つけめん/700円 仮アップ。 新宿御苑前で、ラーメンが人気の日本蕎麦店。最近つけ麺も始まっていた。 「黒豚ラーメン」のつけ麺バージョン。
|