日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■えびそば(味噌)/840円 伊勢丹新宿「秋の大北海道展」が8月31日からスタート。札幌から『えびそば一幻』というラーメン店が出店している。伊勢丹の催事には初出店らしい。メニューは味噌・塩・醤油とそろった「えびそば(各840円)」に、サイドメニューの「えびおにぎり(150円)」。 その名の通り、海老の香りを強く効かせた白濁スープ。豚骨かな? 動物系のダシも濃く出ていますね。上の方に写っている黒い部分は、海老の粉がスープに溶けたもの。ネギの上に乗った赤いものは、海老や紅ショウガを揚げたものとのこと。これでもかと海老を効かせた、インパクトのあるわかりやすい味。美味かったです。 物産展のチラシによると、味噌、塩、醤油の味が脇役に甘んじてしまうほどスープの海老ダシが強いのだそうだ。物産展の初日に味噌、3日目に塩を食べているのだが、確かに味噌と塩の違いは思ったほどなかったですね。 「秋の大北海道展」は9月6日(月)まで。
■冷やしら〜めん/800円 「冷やしつけ麺」「冷たい肉そば」に続く、夏向け冷やし麺の新作。今度はつけ麺ではなく、冷たいスープに浸った冷やしラーメンのスタイル。 「冷やしつけ麺」のスープをラーメン向けに調整したものだそうで、はっきりとした醤油の味わいや、海老っぽい香味油は確かにそれっぽいですね。トッピングは茹で豚に茹でキャベツ、アルファルファ、水菜。赤の彩りは京人参を使いたかったそうなのだが、手に入らなかったので今はプチトマトになっているそうだ。 美味しく頂きましたが、僕の好みを言うならちょっと味が強めかな? もうちょっと薄めでもじゅうぶんに美味そう。 ■ラーメン むろや 東京都新宿区四谷4-25-10
■TAO・赤/850円 9月1日、『一風堂』の新業態『TAO』が銀座にオープン。和太鼓集団『TAO』が一風堂とコラボして展開しているお店で、福岡の天神にある『一風堂 COLLECTION.TAO』やシンガポールのお店に次ぐ3号店となる。 麺のメニューは黒香油を加えた豚骨醤油ラーメン「TAO・黒」に、辛味噌ラーメン「TAO・赤」とおなじみ「白丸元味」をそのまま持ってきた「一風堂・白」の3種類。この日は試食会で、黒赤白3色のラーメンに、餃子や替え玉が無料で食べられる。お店のオススメは黒だそうだが、僕らが着いたのは試食会終了寸前の午後8時近く。黒はスープ切れで食べられなかった。 「赤」は、ピリ辛の肉味噌をトッピングした辛味噌ラーメンで、細く縮れた麺を合わせている。「一風堂からか麺」をアレンジしたもののようで、麺は同じものを使っている。この縮れ麺は、肉味噌がよく絡むのでこの手のラーメンにはぴったり。香味油も入って、全体的に「からか麺」より賑やかなラーメンになっている。チャーシューは最近の『一風堂』らしく燻製されたタイプ。器の底に、よく炒められた(?)茶色いタマネギや挽肉がたっぷり沈んでおり、これでゴハン食べたら美味しそうだ。 僕は辛さ普通、同行者は辛さ3倍で注文した。食べ比べてみたが、そんなにはっきりとした差はわからなかった。次から僕も3倍くらいでいいかも。 銀座周辺には系列店が大集合しているな。『COLLECTION』に『五行』にこの『TAO TOKYO』。隣町まで歩けば『Marunouchi』もあるし。 お昼も同系列の『SHIROMARU-BASE』の試食会に行ってきたので、昼夜『一風堂』系列で食べさせてもらったことになる。ごちそうさまでした。 ■一風堂 TAO TOKYO 東京都中央区銀座4-10-3
■SHIROMARU-BASE/700円 9月1日にオープンする『博多 一風堂』の新業態店舗。今日はオープン前の試食会が開かれ、招待状をいただいたので行ってきた。場所は大森駅西口を出て左へ1分ほど歩いたところ。店内は広く、カウンター席のみだが30人以上入れそうだ。 麺のメニューは「SHIROMARU-BASE(特濃ラーメン)」1種類のみ、これを各種トッピングで変化させていく仕組み。味玉やチャーシューなどの定番トッピングの他、「黒香油」や辛さの選べる2種の肉味噌「からかベース」「カレーベース」などの味変系も揃っている。 今回は「SHIROMARU-BASE」を麺固めで注文。その後、「半熟煮玉子」と「黒香油」「カレーベース」を追加した。「SHIROMARU-BASE」自体は、豚バラのチャーシュー2〜3枚とネギが乗っただけのシンプルな豚骨ラーメン。博多風の細麺を合わせている。「白丸元味」のスープをベースに、濃いめに仕上げてあるのだそうで、さすがに『一風堂』らしく美味しく仕上げてはいます。 「黒香油」は「赤丸」をイメージさせる香味油。「カレーベース」はカレー味の肉味噌で、荒挽きした肉の食感がいいですね。辛さ普通で注文したが、もうちょっと辛くしてもよかったかな。トッピングが届いた時には麺を食べ終えており、仕方ないので替玉を注文したが、今度はそれがなかなか出来上がらない。そのチグハクさが気になった。この注文システム、すべての客にタイミングよく届けるのはかなり難しそう。デメリットの方が多いと思うのだが、こういう風にした真意はどこにあったのだろう。 同じく9月1日には、銀座に『一風堂 TAO TOKYO』がオープンする。今日はこちらも試食会をやっているので、夜にでも行ってみようかと思います。 ■SHIROMARU-BASE 東京都大田区山王2-2-7
■ゼナキング入り焼餃子(ハーフ) マンボミュージシャンや公認サンタクロースとして知られる、パラダイス山元さんの餃子専門店。「芸能界でいちばん美味い餃子をつくるのはタモリかパラダイス山元か」と噂されているということを、自称「新宿のダーツバーでいちばん美味い餃子をつくる女」に話したところ、「とにかく一度私を連れていけ!」となったわけで。これが1月の出来事。 この『蔓餃苑』、完全会員制で平常休業、臨時営業という極めて特殊な営業スタイル。この辺の仕組みについては前回書いたのでそちらをご覧ください。自称「新宿の〜」を連れて行く約束をしたものの、なかなか都合が合わない。この日は早めに開苑(営業)が告知されたこともあり、ようやく約束を果たすことができた。同行者は他に2名。取引先のプロダクション社長と、昔勤めてた会社の後輩。 前々回、前回に行ったときは暴飲暴食しつつも、餃子が入らなくなるのでビールのペースを抑えたりしてたのだが、今回は見事な飲ん兵衛ばかり、それにたくさん食えちゃう仲間が集まった。「餃子が食べられなくなるから、ビールはほどほどにしよう」なんて言ってたのだが、おかまいなしにビールを空けていく仲間たち。やっぱり餃子にゃビールでしょ、と最初っからハイペース。一皿目の「焼餃子」が出来上がった時は、もう3〜4本空いていたのではないか。 そんなこんなで、「焼餃子」に始まり「おかひじき餃子」。「海鮮焼餃子」に「キーマカレー餃子」と続いて「Quarter Pounder」の通常仕様と大葉入り仕様を両方食べて、さらに「黄ニラ餃子」に「ゼナキング入り焼餃子」ときて「モツアン餃子」で終了。一部に半分の量で作ってもらったものもあるが、この日の全メニューを食べていたのだった。あのペースで飲んでこれだけ食べたのだから、まさに暴飲暴食。 どうせ暴飲暴食するならこういうお店がいい。美味しゅうございました。今回も楽しませていただきました。自称「新宿の〜」も大変喜んでおりました。また行きます!
8月28日にオープンする、東池袋大勝軒の新ブランド。今日は幸運なことに試食会に参加できた。場所は豊島区役所の近く。ラヲタ的には『俺の空』の近く……というか、『狸穴』のすぐ隣といえば伝わるかな。 麺のメニューは「トロフルつけめん」と「中華そば」の2種類。その他、各種トッピングやサイドメニューのご飯モノがある。今日は、一緒に行った(というか、この方に連れて行ってもらったんですが)食べ歩きの大先輩と「トロフルつけめん」と「中華そば」をシェアして食べてきた。 ■トロフルつけめん/800円 注目を集めるのはこちらになるだろう。つけ汁の甘味と酸味を、数種類のフルーツで作ったジャムで出しているというもの。つけ汁にはトロミもあり、太麺との絡みもよい。ずいぶん変わった味だが、楽しく食べられた。使うフルーツは季節によって変えていくそうなので、年間を通じていろんな味が楽しめそう。 かなり甘いです。甘みが気になる人は、トッピングの「辛いやつ」を入れると激変。唐辛子やパプリカ、ハバネロなどで作った辛味パウダーで、激辛にして楽しむのもよさそう。今日は途中でこれを入れ、いい辛さを楽しめた。とはいえ、入れる前のつけ汁をスープ割りしたらどうなるのか味わいたかった。「辛いやつ」を入れるか入れないか、迷うところだ。 トロフルというのは、トロミとフルーツを合わせた造語。トロピカルフルーツだと思ったが、そういうことではないらしい。 ■中華そば/700円 一方の「中華そば」は、創業者の山岸一雄氏が昭和30年代に味わった、懐かしいやさしい味の醤油ラーメンを復刻したもの。器にちょっとした仕掛け(?)が。食べ進めると、見慣れない屋号と電話番号が出てきます。これ、飯野店主のご実家で営んでいるラーメン店のものだとのこと。こういうトリビア、ラーメン好きに喜ばれそう。 ■池麺 KINGKONG 東京都豊島区東池袋1-32-2
■○特偽郎ラーメン/950円 珍しく『二郎』が食べたくなって、会社帰りに初台で途中下車。二郎インスパイア系が食べられる『内藤』に行ってみた。『内藤』というのは、『嗟哉』が夜8時半から屋号とメニューを変えてやっているお店。ニセの二郎ということで「偽郎(ぎろう)」と名付けられたラーメンやつけ麺、汁なしの油そばを出している。お昼の『嗟哉』のメニューも一部だが出している。 お店に着いたのは8時半過ぎ。店外に4〜5人並んでおり、席に着くまで15分ほど待ったかな。皆さん「偽郎」を狙ってこの時間に集まってきた常連さんのようだ。この時間になると、お酒を飲んでゆっくりしているお客さんも多いですね。 基本の「偽郎ラーメン」は750円。今日はチャーシュー増量の「○特」バージョンを注文した。特にニンニクの有無やトッピングの好みは尋ねられなかったが、きっとある程度は好みに合わせて作ってもらえるのだと思う。たぶん。『嗟哉』ならではの平打ち麺を、二郎風のジャンクで食えるこの贅沢。 ■ポークヌードル内藤 東京都渋谷区本町2-4-3 ※日中は『嗟哉』として営業。『内藤』は20時半から
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