日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
|
■本日の中華そば 高座豚のざる中華/750円 「馬鹿中華」を食べるつもりで行ったのだが、店頭には「本日の中華そば 高座豚のざる中華」と書かれたポスターが出ている。あれ? 明日からじゃなかったっけ? と思いながら注文してみた。まだ6月なのに、西尾さんうっかり仕込んでしまったようだ。 前金制。「豚丼(300円)」も一緒に注文し、合わせて1050円。最初に豚丼が出て、それを食べながら「高座豚のざる中華」の出来上がりを待つ。この豚丼、あくまでラーメンのサイドメニューなのでミニサイズだが、これで一杯きちんと食べたくなるくらいに美味しい。 で、しばらくして「高座豚のざる中華」が出来上がる。トウモロコシ麺の独特の食感と、つけ汁の表面を覆う油の感じが何かに似ている。そう、お蕎麦の鴨南蛮にそっくり。もちろん油も肉も鴨とは違うが、なんかよく似ているのだ。そのせいか(だからかどうか知らないが?)、このつけ汁には七味がよく合う。大きめに切られたネギもそれっぽい。美味しゅうございました。 次回こそは「馬鹿中華」を食べよう。それにしても「豚丼」美味しすぎ。こちらで食事される際は、おなかに余裕があればぜひ一緒に食べることをお勧めします。 ■西尾中華そば 東京都北区西ヶ原1-54-1
■冷やし鯛らーめん/750円 本日は近場でランチ。『しろ八』に行ってみると、先日まで試作バージョンだった「冷やし鯛らーめん」が正式版に昇格していた。 鯛節を使った冷たいスープはほどよい塩味でまとめられ、このメニュー専用のストレート麺を合わせている。トッピングはパプリカ、海老、貝柱、刻んだ大葉、月替わりの旬の野菜(6月はレタスとトマト)。前回食べた試作バージョンよりも冷たくなっているのかな? スープは朝作って一気に冷やしているそうなのだが、「キンキン」に冷えるのはお昼過ぎころらしい。しかし、麺も器も氷で冷やしているので、ランチタイムでもじゅうぶんに冷たく仕上がるのだとか。 で、この「冷やし鯛らーめん」は標準で小ライスが付く。試作バージョンでは冷たいスープに温かいライスを入れて食べたが、正式版では食べ方が変わっている。ライスは熱した器に入っており、ここに冷たいスープを注いで食べる。器の熱によって鯛の香りが漂ってくる仕掛けが面白い。 美味しゅうございました。小食でライスまで要らないという人は、麺を少なめにしてでも最後のライスまで食べたほうがよさそうだ。 ■旬麺しろ八 東京都新宿区富久町18-5
■塩玉らーめん/800円 日曜の午後、銀座で用事を済ませ、遅めのランチを食べに『東京ラーメンストリート』まで行ってみた。先日は『けいすけ』で食べたので、今度は新宿御苑前から移転してきた『ひるがお』に行くことに。先に食券を買ってから列の最後尾に並ぶしくみで、日曜の16時過ぎでの待ち時間はだいたい20分くらい。 注文したのは「塩玉らーめん」。新宿御苑の頃と基本的には同じでホタテの風味が香るあっさり系の塩ラーメン。ちょいと油が多いような気がしたけれど、これはたまたまそうなってしまっただけかな? トッピングは海老を乗せた「塩玉」に白髪ネギ、メンマ、あおさ海苔、ホタテの粉、チャーシュー。チャーシューは以前に比べてだいぶ小さくなってしまい、今は炙っていないのがちょっと寂しい。麺の味はほぼ従来と同様だが、麺の太さは均一になっている。けれどもやや平たいので、麺を噛むと食感の変化はある。 美味しゅうございました。新宿御苑の頃は醤油味などもあったが、今は完全に塩専門店になっている。帰り際に店長さんと少し話しをしたところ、落ち着いてきたらまた限定メニューなどをやる予定だそうだ。 ■塩専門 ひるがお 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
■汐彩/870円 母が「冷たいラーメンを食べてみたい」というので、思いついたのが家から自転車ですぐに行ける『一福』の「汐彩」。土日限定で1日10食限りの提供。お店に着いたのはほぼ開店直後で先客は2名。じゅうぶん間に合いますね。 透明で涼しげな器に入った、冷たい塩ラーメン。スープは昆布や節、乾物から水出しして作っているそうで、動物系の食材は一切使っていないのだそうだ。魚介中心の風味にほどよい塩気があって美味いです。トッピングは揚げジャコ、切り昆布、梅を練り込んだ白玉、カイワレに刻み大葉。大葉の風味がいい感じ。写真では見にくいが、大葉の下に入っている味玉が唯一の動物系食材。 美味いです。とりあえず母にも満足してもらえたようで一安心。 ■らぁめん一福 東京都渋谷区本町6-6-4
■冷やし辛つけ麺/850円 だいぶ暑くなってきたので、そろそろ『武蔵』が何か冷たい新作を始めそうな頃。そう思ってお昼に行ってみると、本当に期間限定メニュー「冷し辛つけ麺」の告知ポスターが出ていた。お店に着いたのはちょうど12時頃だったが、数席空いている。このお店で待たずに食べられるのはやっぱりラッキーですね。 レタスやキュウリを乗せて、ドレッシングをかけたサラダ和え麺に、ピリ辛のゴマだれを合わせたつけ麺。おそらく麺は通常のつけ麺と同じ(?)平打ち麺。ドレッシングをまぜて、つけ麺を使わなくても食べられるようになっているそうだ。あくまでつけ麺として食べることを想定しているようで、そんなにドレッシングはかかっていない。つけ汁はゴマの甘みを活かしたピリ辛タイプ。『武蔵』の夏の冷やしメニューって、毎年創作性の高いものが出てくるので、そういうのに比べると面白みに欠けるのかもしれないが美味いです。 和え麺でもつけ麺でも食べられるこの手のメニューって、和え麺状態でしっかり塩気があるのでつけ汁に浸けると塩っぱいと思うことが多いのだが、バランス良く美味しいです。麺を食べ終えた後も魚介系スープでスープ割りできる。 ■麺屋武蔵 東京都新宿区西新宿7-2-6
■カレーつけ麺(竹炭麺ver.)/850円 辛味油/50円 FILEさんのブログで期間限定の「カレーつけ麺」が始まっていると知って、お昼に行ってみた。 去年も同じ頃に「カレーつけ麺」やってましたね。去年自分が書いたレポを読むと「オプションの『辛味油』を追加で足してもらってもいいかも」と書いてあるので、辛味油も一緒に注文した。食券を渡すと、渕上店長が今だけサンプルでもらっている竹炭入りの黒い麺があるというので、それで作ってもらった。後で聞いたら渕上さんが自分で食べる用に取っておいた最後の1玉を使ってくれたそうです。すみません! 辛味油はお別皿で出してもらった。『むろや』らしい魚介の聞いたスープが主役で、タマネギが入った甘めのカレー味。つけ汁の中には穂先メンマやブロック状のチャーシュー、薄くスライスしたチャーシュー、水菜が入っている。竹炭の麺はツルッとしていてのど越し良く美味しいが、いつものつけ麺のチーメンの方がつけ汁との絡みはいいかも。この1年くらい辛味に慣れてきているせいか、やっぱり辛味油を入れる方が個人的にはより満足できる。美味しゅうございました。 ■ラーメン むろや 東京都新宿区四谷4-25-10
■塩ラーメン ホロホロ鶏・干しアワビ/1000円 「とらさん会議室」で知った、本日オープンの新店情報。「スペシャル」とか「悪魔」とか、明らかに『がんこ』系列を思わせるキーワードが満載だ。ランチタイムがちょいと忙しかったので13時半過ぎにお店に行ってみると、店頭の貼り紙にはなるほどやっぱり『がんこ池袋』の直営店だと書かれていた。 オープン初日から3日間は、通常メニューではなくスペシャルなものを出すらしい。初日はホロホロ鳥と干しアワビを使った塩ラーメンで、価格は1000円だとのこと。来週から始まるであろう通常メニューもホロホロ鳥を使ったものになるそうだが、どんなものになるのかは不明。 メニューは1種類で、席に座っただけで注文が成立する仕組み。並盛中盛が同料金らしいが、特に尋ねられなかった。『がんこ』ならではの甘みもあったが、塩気のとんがった鳥風味スープ。どの味がホロホロ鳥でどの味が干しアワビなのかよくわかりませんが、ちょいと変わった味のとんがった塩ラーメン。トッピングは海苔にたっぷりの青ネギ、塩っぱく味付けられたメンマ、豚バラと皮の付いた鶏チャーシュー。鶏チャーシューはプリッとして固めに仕上げてある。今まで食べたことのある鶏チャーシューとはだいぶ違うのだが、これがホロホロ鳥の肉っていうことなのかな? 麺は中太でモギッとした食感に茹で上げている。写真を見ると細麺に見えるが、器が大きくてそう見えるのだと思う。『がんこ』というと、プリッとした細麺というイメージがあるが、それとは違った感じの麺。通常メニューが始まる頃(来週あたり?)にもう一度食べてみたいです。 ■虎の食卓 東京都千代田区神田須田町2-12-5
|