日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■凪とんこつ 日替わり麺の「夏二郎」が目当てだったが、22時半頃行ってみたらすでに売り切れ。それはそれで残念だったが、今日で「凪とんこつ」や「メガ豚」など、渋谷店を支えたレギュラーメニューがそろって終了と聞いてこれまた驚いた。リニューアルの話は聞いていたけれど、来週からだと思ってた。 しこたま飲んでから、「凪とんこつ」を注文。魚の香る、すっきりした甘めの豚骨ラーメン。豚骨ラーメン特有のコッテリ感とかインパクトとか、そういうものとは違ったラーメンなのだけれど、ここでしか食べられらないラーメンだったのは確か。新しいラーメンはどのようになるんでしょうかね。こちらも近々食べに行ってみたいです。 ■ラーメン凪/麺酒場 夕凪 東京都渋谷区東1-3-1カミニート1F
■裏醤油/700円 この日も本当はレギュラーメニューの「ラーメン」を食べるつもりだったが、店長の渕上さんの猛烈プッシュに負けて「裏醤油」を注文。こちらのスープは動物系と魚介系を別にとって後であわせるダブルスープ方式なのだが、通常とは配合比率を変えた裏メニューが存在する。このスープを使った醤油ラーメンが通称「裏醤油」。この他、塩ラーメンバージョンの「裏塩」もある。 魚介スープを多めに合わせ、魚主体のすっきりした味わいに仕上げている。トッピングは標準のラーメンと共通で、チャーシュー、穂先メンマ、水菜、ネギ。今回はモヤシが入っていたけれど、裏メニュー用のスープを温めるときに、野菜があれば一緒に煮出しているそうだ。 美味いです。個人的な好みをいえば、裏メニューだったら「裏塩」のほうが気に入った。こちらの裏メニュー、通常のメニューより少し手間がかかるそうで、ランチタイムなど忙しい時間帯はできないそうですが、お手すきであれば作ってくれるそうです。興味のある方はお店で聞いてみてください。 ■ラーメン むろや 東京都新宿区四谷4-25-10 ダイアパレス御苑前1F
■海老わんたん麺/900円 つい先頃、メニューをすべてリニューアルした『せたが屋』。店頭の説明によると、たれ、麺、スープ、トッピングを100%チェンジしたとのこと。つまりすべてのメニューを一から作り直したということだ。 今日は「海老わんたん麺」を注文。ひと目で以前とスープが変わっていることがわかる。スープは白濁し、チャーシューの部位はホホ肉からバラ肉に変わった。視覚的に面白いのが四角いメンマ。海老わんたんもほぼ同サイズの正方形なので、写真ではよくわからないが器の中に6個も正方形が並んで賑やかだ。麺は断面の丸い中太麺。 コクを深めて味を厚くしたという印象。もちろん美味しくいただきましたが、以前のすっきりと魚を効かせたスープも好きだったので複雑な心境。この流れで、『ひるがお』もリニューアルするみたいですね。 ■せたが屋 本店 東京都世田谷区野沢2-1-2
■黄金の塩 イタリア麺/780円 立川ラーメンスクエアの『ラーメン道 Due Italian』が閉店。それに伴い市ヶ谷の麹町郵便局隣に路面店を開業する。そろそろオープンするかと思っていたが、FILEさんのブログを見てもう営業していることを知った。去年食べた塩ラーメンの中ではかなりの美味しさで好みのツボにはまり、さっそく行ってみた。 今のところはプレオープン中のようで、メニューは塩/醤油の「らぁ麺」のみ。こちらの一押しは塩味で、「黄金の塩らぁ麺」なんて呼び名がついている。表面に鶏油が浮いて、本当に黄金色に輝いている。トッピングは薄めの豚バラロールチャーシューに細かく刻んだネギ、揚げニンニク、青菜。 鶏の旨味たっぷりのスープに鶏油がうまく効いています。細麺との相性も抜群。一緒に出されるオリジナル調味料「みかん胡椒」を振りかけるとまたいい感じで、ほどよいコッテリ感のなかに爽やかな柑橘の香りが加わる。 美味いです。美味すぎ。期待通り。市ヶ谷ならランチに軽く行ける(?)距離なので、これは嬉しいなぁ。 ■黄金の塩らぁ麺 Due Italian ―ramen-do― 東京都千代田区九段南4-5-11
■本日の中華そば・塩/900円 渋谷『凪』の日曜限定ブランド。立川店長の西尾さんが、いつもの『凪』とは異なる独自のラーメンを作っている。基本メニューは醤油ラーメンなのだけれど、週替わりのメニュー「本日の中華そば」も用意している。この日の「本日の中華そば」は塩ラーメン。今日はそちらを食べることにした。 トッピングはチャーシューに味玉(標準で入る)、ネギ、パクチー。主に鶏を使ったと思われるスープだが、魚も使ったダブルスープらしい。ちょっと甘めの味付けで、ほどよい油感もあって美味いです。トウモロコシの粉「マサ」を配合した麺は独特の甘さと香りがある。西尾さんは「シンプルなラーメンですよ」というが、ここでしか食べられない珍しいラーメンだと思う。 美味しゅうございました。「本日の中華そば」の扱いじゃなくて、レギュラーメニューになっててもよさそう。
■汁なし担々麺/価格失念 ※マスターきまぐれのメニューだと思います。いつもあるかどうかは不明。 新宿御苑前から歌舞伎町に移転したダイニングバー『フォンド房』で、郷里に帰る友人の送別会を開いた。新宿御苑前時代には、私S谷の自作ラーメンイベントでお世話になっているお店だ。 次から次へと料理が出てきてお酒も進む。私が絡んだ宴会ということで店主が気を利かせたのであろう。ラーメン(といっても汁なし担々麺だけど)が出てきて驚いた。山椒を強く効かせた、しびれる辛さの担々麺。生卵を落としてあるので、かきまぜるとちょっとマイルドになる。麺を食べてまた驚いた。開化楼の平打ちチーメンじゃないですか。 皆で分けたので少ししか食べられなかったが、美味しゅうございました。 ■酒庵フォンド房 東京都新宿区歌舞伎町2-22-1 Hotel Siena 2F
■油そば/800円(?) 来週から始まる新作。「背脂煮干醤油」を謳う『どっかん』だけあって、背脂たっぷりのパンチある油そばに仕上げている。見ての通り、たっぷりの背脂が表面を覆っている。トッピングは背脂の他にチャーシュー、メンマ、春菊、もやし、味玉、海苔、刻みタマネギ、揚げニンニク、海老。麺はラーメンと同じ物かな? この手のジャンク系汁なしラーメンの中では麺は細めかも。 最初は醤油ダレの味が強くて塩っぱく感じるが、かき混ぜて背脂がなじんでくるとマイルドになってくる。麺の量は200gだそうだが、もやしが大量に入っており相当なボリュームがある。トッピングが多すぎてちょっとかきまぜにくいかも。かなりジャンクな油そばなのだけれど、煮干しの効いたシャープな味わいで、味そのものはそんなにジャンクな感じではなかった……ような気がするが、やっぱりジャンクだなぁ。以前、ご主人の蓮沼さんが「夜中にたっぷり背脂を食べる後ろめたさを吹き飛ばす、インパクトのあるラーメンを作りたい」みたいなことを言っていたが、その思いがバシッと伝わってくる一杯。かなり大満足。 しばらくの間は、トッピングを調整したりいろいろ変更があるかもとのこと。 ■背脂煮干濃厚醤油 どっかん 東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5 ※『どっかん』は平日21時〜24時(スープ切れ終了)。
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