日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■かけらーめん/700円 『台風。』での間借り営業も本日で終了。今日はレギュラーメニューの塩か鶏白湯を食べようと思っていたが、気が変わって限定の「かけらーめん」を注文した。 その名の通りというか見たまんまというか、薬味のネギを散らしただけのラーメン。魚介が香る動物系のアッサリしたスープだが、ちょいちょい昆布ダシの香りが強く出てきてこれが最後まで持続する。「うわッ、美味いッ!」と思わせるインパクトは無いが、食べていると何だかよくわからないが美味しい。作ったHidekiさんの意図は違うところにあるのだと思うが、油分の少ないスープに極太麺を合わせているせいか、鍋の締めの煮込みうどんみたいだと思った。後で知ったが麺は昆布ダシで割ったスープで茹でたそうだ。昆布ダシの香りがちょいちょい出てきたのはそのせいなのかな? 鍋の煮込みうどんを思い出したのもあながち外れじゃないと思う……けれどもたぶん外れているのだろうな。 ■麺処きせき 東京都文京区小石川5-34-6 ※『台風。』店舗を夜に間借りして営業するのは本日まで。 11月からは夜も『台風。』の営業時間となる。『きせき』の今後については未定。
■うしお/780円 仮アップ。 火曜日にオープンした『中村屋』の新店。「うしお」は塩ラーメン。ほどよく火の通ったピンク色のチャーシューやワンタンが入る。醤油味やカレー味と異なる、もっと細い麺を使っている。 スープは『中村屋』と同じものとのことで、ちょいとオイリーながらも鶏油が特徴なのかな。 美味しゅうございました。
■悠つけめん/850円 1週間ほど前、コマ劇裏にオープンした新店。場所がら夜〜朝の営業になるのかと思っていたら、昼からやっているらしい。入り口の動く看板が妙に目立つ。メニューは「悠つけめん」と「東京豚骨ラーメン」の2種類が基本。その他、各種トッピングや餃子などのサイドメニューがある。券売機のボタンの位置が、ラーメンよりもつけ麺が上にあったという理由で「悠つけめん」を食べることにした。 大粒の背脂片が入る、酸味のある豚骨系つけ汁。つけ汁には海苔魚粉が浮き、ルックスだけは今風だ。麺に味玉1/2個と、しゃぶしゃぶみたいな茹で豚バラ肉が乗っている。麺はやや平たくプリッとした中太麺。麺の器の底に水が溜まっているのがちょっと気になる。つけ麺は標準で2玉あるとのことだが、割と普通に食べられる量だった。ちなみに麺1玉の「レディース」は100円引きになる。スープ割りもできる。卓上には唐辛子油や揚げニンニク、マー油があり、かなり味をいじれる。マー油が自由に使えるというのは珍しい? ■めんや悠 東京都新宿区歌舞伎町1-12-9
■味噌らーめん/750円 先日も食べたばかりだが、今日も『しろ八』で冬季限定の「味噌らーめん」。お昼を食べに勤務先を出るときにデジカメを忘れてきたことに気づいた。そういえば昨晩家で充電するためカバンから出していたのだった。この写真はiPhoneで撮りました。 ジャンクな印象が皆無の『しろ八』のラーメンだが、一昨年、昨年はわりと油でコッテリしたものを出していた。あれはあれですげ〜美味しかったのだが、今年は胡麻ダレでコッテリ感を出しており、今までで一番『しろ八』らしい組み立てだと思える。先日感じたフルーティな香りはさほどせず、また違った甘さが目立っていた。胡麻を増やしたらしい。来年春くらいまでは「味噌らーめん」は出すはずなので、この辺りのバランスはいろいろ調整されていくのだろう。 来月のトッピング野菜が何になるのかわからないが、味噌+カボチャを楽しめるのは今だけ。お早めに……って、そんなに大げさに言うことではないが、美味しゅうございました。 ■旬麺 しろ八 東京都新宿区富久町18-5
■まさら/900円 本日オープンした『三四郎』で連食。先ほどの「むらさき」に引き続き、今度はカレー味の「まさら」を食べてきた。そういえば初めて『中村屋』に行ったときも、塩と醤油を両方食べてきたな……などと思いつつ、ふと横を見ると隣のお客さんも2杯目のようだ(まさか3杯目じゃないと思うが)。 1杯目を食べ終える頃合で、ちょうどよいタイミングで中村店主は「まさら」の用意をしてくれているようだ。さほど待たずに2杯目が出てきた。 麺はさきほどの「むらさき(醤油味)」と同じでしょうか。トッピングは白髪ネギや水菜。さいころ状に刻んで炙ったチャーシューなど。スープはさらっとした口当たりで、カレーの風味よりも『中村屋』らしく鶏の香りを軸にした味付け。ちょっとオイリーな感じは鶏油の影響かな? 他に、炙ったチャーシューの香ばしさが全体の風味付けに一役買っている。詳しくわからないが、弾力ある食感の何か(ピクルスかと思ったが、よくわかんない)が面白いです。 美味しゅうございました。よせばいいのに2杯続けて完食。今度は「塩」も食べに来なくちゃね……。 ■麺処 三四郎 東京都千代田区神田小川町3-26 ※明日10/29日(水)は定休日のためお休み。注意!
■むらさき(しょうゆ味)/770円 神奈川県の超行列店『中村屋』グループの新店。『中村屋』としては都内初進出ということになるのかな? メニューは醤油味の「むらさき」、塩味の「うしお」、カレー味の「まさら」の3種類を基本に、味玉やチャーシュー、海苔などのトッピングやご飯モノのサイドメニューで構成している。 『中村屋』のメニューでは「塩」が好きなのだけれど、先に食べ終えて出てきたラーメン好きのお仲間さんが「醤油」が美味いというのでそちらを注文……だけで済めばよかったのだが、カレー味の「まさら」も気になるあまり、両方注文してしまった。 スープは鶏や節の風味がたっぷりで美味しい。鶏油のほどよいコッテリ感なんか、まさに『中村屋』のラーメン。だけど、これまで『中村屋』で食べた醤油ラーメン(といってもほとんど百貨店催事でしか食べたことないが)ちょっと印象が違います。むしろ、『三四郎』の方が僕的には好みだ。後で知ったがタレか何かを変えているらしい。チャーシューはややピンクがかった色で、これも今まで食べてきたものとはちょっと食感が異なるが美味いです。 美味しゅうございました。 ■麺処 三四郎 東京都千代田区神田小川町3-26 ※明日10/29日(水)は定休日のためお休み。注意!
■つけ麺 並盛/730円 明大前『中田兄弟』の系列店で、オープンしてからちょうど1年くらい経っているが、ここで食べるのは今回が初めて。つけ麺を売りにしているお店だが、醤油ラーメンや塩ラーメン、サイドメニューのご飯が数種類とメニューは豊富。今回はいちばん基本(と思われる)「つけめん」を並盛で注文した。麺の量は並盛で200g。中盛(300g)と大盛(400g)は同料金。特盛(600g)は150円増しになる。 カウンターのみの小さなお店で、何となくカフェ形式。厨房に面したカウンターでつけ麺を受け取り、食べ終わったら食器を返却棚に自分で戻す仕組み。 つけ汁は酸味のあるサラッとしたもの。魚介系スープの香りが目立ち、インパクトはないがしっかり美味いです。スープにはマグロのカマなどを使っているそうだ。出来たてではつけ汁に海苔魚粉が浮いていたが、席に運んでいる間にほとんど沈んでしまった。メニューの説明書きにある通り確かに「上品」な感じもなくはないが、コショウの香りや酸味や油の感じが強く、「上品」という言葉からイメージするものとは違うように思った。とはいえ、なかなか美味かったです。「辛つけ麺」なんてあるのね。また来よう。 ■つけ麺 ちょうなん 東京都千代田区神田神保町2-2-21
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