日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■スタミナ冷やし 大盛/750円 『虎』が今日で閉店と聞いてびっくり。 水戸のご当地麺「スタミナ冷やし」を都内で食べられるお店として有名だが、実は私、スタミナ冷やしは2〜3回しか食べたことがないのです。最初の頃は何となくレバーを敬遠して注文しなかったり、『虎』のレバーは食べやすいと聞いた後も僕が行くと不思議と売り切れが多い。 キャベツやニンジン、かぼちゃなどたっぷりの野菜が入ったピリ辛の餡がかかった冷やし麺。熱い餡に冷たい麺という組み合わせだが、不思議と美味い「スタミナ冷やし」。 いつでも食べられるさ……と思っていたところに今朝の閉店の報。今を逃したら本当に食べられなくなる。考えてみれば、僕の生活圏と経堂なんてそんなに離れてない。普段もっと行けばよかった……と思いながらも、最後の「スタミナ冷やし」を食べてきた。閉店の理由はご主人の体調不良とのこと。しっかり休んで、また再開してください。 ■経堂 虎 東京都世田谷区経堂1-17-12
TBSラジオの番組『安住紳一郎の日曜天国』が面白いらしい。過去の放送をポッドキャストで聴けるそうなので、さっそくダウンロードしてみると、番組の一部分のみながら30分くらいあり聞き応えがある。
何でこのブログで突然こんなことを書くのか、一応きちんと理由がある。今年の3月16日付けのポッドキャストのテーマは「ちゃんぽんはなぜ群れるのか」。これがラヲタ的にもなかなか興味深い内容だった。これを聴いたのはちょっと前の朝。こんなものを聴いたせいか、どうしてもお昼にちゃんぽんを食べたくなったが、どうも食べる機会に恵まれない。最近も会社近所の『長崎亭』に行ってみたら夏休みに入ってるし……。『長崎亭』のレポートついでに書こうと思っていたけれど、休み明けまで待ってられないや、書いちゃえ。 東京人のS谷にとっては、ちゃんぽん=長崎のご当地麺というイメージだったが、安住アナによると、必ずしもそうでもないらしい。長崎が発祥というのは間違いないのだけれど、九州の各地には「ご当地ちゃんぽん」が存在するというのだ。 番組で紹介されているだけでも…… ・長崎ちゃんぽん ・小浜ちゃんぽん(長崎県雲仙市) ・井手ちゃんぽん(佐賀県) ・天草ちゃんぽん(熊本県) ・別府ちゃんぽん(大分県) ・八幡浜ちゃんぽん(愛媛県) ・鹿児島ちゃんぽん ・沖縄ちゃんぽん 番組中では各地のちゃんぽんの違いよりも、長崎から伝播した経路に焦点が当てられていたが、なかなか面白く考察している。鳥取・島根エリアで食べられている「ちゃんぽん」について、「あれは野菜あんかけラーメンであってちゃんぽんではない」と認めない意見を出しながらも、麺どころかご飯料理になってしまった沖縄ちゃんぽんは認めているような口ぶりだったりと、無茶苦茶な感じもあるが、麺ヲタが熱く語る気持ちがよくわかって共感が持てる。 面白いので、ポッドキャストが聞ける人は是非どうぞ。とりあえずS谷はradioSHARK2で本放送を毎週録音する設定にしました。 参考リンク ・安住紳一郎の日曜天国 ・3月16日放送分ポッドキャスト ※開始6分20秒後くらいから、ちゃんぽんについて熱く語り始める。
■しろ八麺/880円 仮アップ。 珍しく、「こってり」じゃない方の「しろ八麺」を注文。 ワサビと一緒に食べて、美味い! 7月の野菜はレタスだけれど、この日はわけあって大根も入っていた。
■鯛のぶっかけ冷やし(醤油)/850円 昨年の夏、塩味と醤油味を日替わりで交互に出していた「鯛のぶっかけ冷やし」が先々週の半ばから復活。今年は塩味と醤油味が週ごとに入れ替わるそうだ。1日10食限りなので、ちょっと敷居は高いかも。暑い日はすぐに売切れてしまいそうだ。 先週、塩味を食べてきたので、今度は醤油味を食べてきた。たくさんの具材がトッピングされた冷やし和え麺。写真では見えないが、器の底には甘酸っぱい醤油ダレが入っており、よくかき混ぜてタレを和えてから食べる。トッピングは糸唐辛子、鯛の冷燻、白髪ネギ、万能ネギ、カイワレ、鶏チャーシュー、ナメコ、とろろ、鯛のアラで作った煮こごり。 麺は断面の丸い中太のストレート麺。つけ麺で使っているものと同じかな? プリッとした食感が心地よいです。個人的にはミョウガの効いた塩味バージョンが好きだが、醤油のコクが味わえるこちらのバージョンも美味いです。特に、トロロとナメコのなんとも言えぬ食感は反則といえるくらい。残った冷たい汁で、ご飯食べても美味しそうですね。 美味しゅうございました。ご飯も食べてくればよかった。 なお、8/2(土)〜8/4(月)の3日間は休業とのこと。今週の『弥彦』はお休みらしいので、行こうとしている人はご注意。 ■鯛だしとんこつ 我武者羅 東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5 ※土日は屋号を『弥彦』と変えて別のメニューを出している。
■広島つけ麺 1玉40辛/900円 キャベツ増し/100円 仮アップ。 このふた月ほどの間に何度も食べている『ぶちうま』の広島つけ麺。 40辛、慣れました。科学的な根拠は一切ないけれど、減量中のS谷にとってちょうどよいダイエット食になっていたのではないだろうか。
■味玉覆麺/880円 「とら会」で知った新店。プロレス風のマスクをかぶったスタッフがラーメンを作るお店だという。しかもスタッフは「日本語がよくわからない」という設定(?)らしいから変な店だ。 場所は神保町交差点近くの東京三菱UFJ銀行の裏手。暖簾をくぐって店内に入ると、すぐに券売機がある……のだが、券売機のメニューよりも厨房のマスクマンが気になる。はっきり言って異様な雰囲気で、ここで帰ってしまう人もいそう。怖い。気を取り直して券売機を見ると、メニューは醤油ラーメンの「覆麺」と、スープなしの「油覆麺」とトッピングを揃えている。今日は味玉入りの「味玉覆麺」の食券を買った。 スタッフは、マスクマンのふたりに素顔の女性スタッフがひとり。女性スタッフと白マスクの店員さんは日本語が通じるようだが、黒マスクの店員さんはずっとわけのわからないことを言っている。食事中、マスクマンふたりが紙に何か書きながら打ち合わせ……ってか、筆談ですか! この時客は僕しかいなかったのだが、これもパフォーマンスなんだろうか。 さて、ラーメンはちょいと背脂の浮いた澄んだスープに細い麺を合わせたもの。茹でたモヤシにチャーシュー、メンマ、ネギ、2種類の揚げネギが入る。片方の揚げネギは揚げたてだ。 スープを一口……、塩っぱい。この塩っぱさ、あの系統のラーメンじゃないですか。S谷はあの系統のラーメンに深くハマっているわけではないので、あんまり詳しいことはわからないけれど、へぇ〜、これは喜ぶ人が多いのではないかと。
■涼麺(リャンメン)/900円 今年も始まった『むろや』の冷やしメニュー。冷やしメニュー=冷やし中華だったのは過去の話で、最近はいろんな冷やし麺があるけれど、このお店では一昨年、去年に引き続き、冷やし中華スタイルの冷やし麺を作っている。 今年は「涼麺」。タレは甘酸っぱい醤油味で、エビ油っぽい香りがするのが『むろや』の冷やし中華らしい。昨年までとはタレの製法が違うそうで、トマトなどを使っているとのこと。トッピングがたくさんあって豪華。トマトにキクラゲ、梅きゅう、モヤシ、ミョウガ、鶏チャーシュー。ミョウガを入れるかどうか尋ねられるので、苦手は人は抜いてもらえる。 麺はプリプリっとした食感の細麺。けっこうボリュームがあって大満足でした。冷やし中華スタイルとはいっても、ちょっと違う独特な味。今週いっぱいくらい、1日15食ほど提供されるとのこと。 ■ラーメン むろや 東京都新宿区四谷4-25-10 ダイアパレス御苑前1F
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