日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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諸事情あって、『むろや』さんでいろいろな麺を食べさせてもらう機会を得た。 麺はいつもの浅草開化楼製だが、今回標準の「ラーメン(650円)」に会わせてもらったのは縮れの入った中太麺。太さはいつもと同じくらいかな? 縮れが入っており、スープの持ち上げが良い。なるほど〜。美味しかった。 別に裏メニューでも何でもなく、単に渕上店長に僕の個人的な事情でお付き合いいただいたものなので、その点ご了承を。
社会科見学ツアーの参加者らと、飲み会は続く。 先ほどの日替わり麺を4人でシェアしたので、1杯だけじゃ物足りない。もう1杯……ということで、夜の標準メニューとも言える、「鬼ぼし!」を追加注文。 豚骨ベースの濃厚スープに、その名の通り激しく煮干しを聞かせた味付け。少々獣臭さがあるが、それがアクセントになっていてウマイ。トッピングの大根おろしと生姜が爽やかでいい。 また一段と濃くなったような気がする。美味しゅうございました。 その後もベロベロ。もうグダグダでしたわ。
社会科見学ツアー終了後、しばらく春日で飲んでいた。 途中で会場を春日から渋谷に変更し、目指すは『凪』。この日は日替わり麺で「ふつうの醤油らーめん」が提供される。数日後に迫っていた次作イベントの参考にと、『凪』スタッフの好意で作ってくれたものだ。 見ての通り、メンマにほうれん草、ナルト,赤身のチャーシューが入り、茶色い澄んだスープで素直な旨味のあるもの。失礼を承知で言わせてもらえば「おッ、普通だ!」というのが感想(というか、そういう感想を狙った味作りだと思うが)。 せっかくここまでしてもらいながら、次作イベントの当日はスープ仕込みに失敗してしまったわけだ。残念。
某所で社会科見学ツアーを企画。集合場所は春日駅。早めに着いたので、近所の『烈士洵名』で昼食を取ることに。長野県を中心に展開する笑楽亭グループのお店で、代表の塚田兼司さんは最近の「ラーメン発見伝」で長野のラーメン事情についてお話されていた方だ。 食券制。「白みそ麺(750円)」を食べてきた。麺は太麺と細麺を選べる仕組みで、太麺を選んだ。太麺は大麦焙煎麺というのだそうで、独特の風味と食感がある。 縁の広い器に入った味噌らーめん。味玉1/2が標準で付くのと、メンマのかわりにエリンギを使っているのはこのお店の標準スタイル。挽肉やタマネギも多めに入っており、タマネギに軽く焦げ目がついているところから察するに、鍋で炒めてからスープと合わせて作っているのだと思われる。味付けは甘めで、ラードの香ばしさもある。 一番印象に残ったのは、やっぱり麺ですかね。美味しゅうございました。7〜8年前、この近所で働いていたが、こういうお店があったら通っていたかも。
昼過ぎに幡ヶ谷で打ち合わせ。駅を出て歩いていると、携帯がブルブル震えている。見ればラーメン好きの仲間からメールが届いていた。『嗟哉』小野里店主からの伝言とのことで、「期間限定の鶏白湯がそろそろ終わるので、その前に裏メニューの釜揚げつけ麺バージョンをどうぞ」というもの。打ち合わせを終えてからそのまま徒歩で初台に向かった。 お店に入って券売機を見ると、「鶏旨味出汁ラーメン」は売り切れ。あらら残念……と思ったら、ご主人が「釜揚げですね? 作りましょうか」と声をかけてくれたので好意に甘えることに。同額(800円)の食券を買って注文した。 鶏白湯ラーメンのつけ麺バージョンなのだが、釜揚げうどんのように麺が温かい鶏白湯スープに漬かっている。具材は細切りのチャーシューにメンマ、青菜、揚げネギなど。鶏の旨味を前面に出した甘みのあるつけ汁で、温かい自家製平打ち麺がスルスル食べられる。 麺を食べ終えたら、麺が漬かっていたスープでつけ汁を割って飲んだ。聞けば、途中で麺につけ汁を注げばラーメン風にして食べられるそうだ。試せばよかった。 最初は「わざわざ食べに来るほどのものでもないですよ…」と謙遜していたご主人だが、そんなこたぁない。美味しゅうございました。
初日も食べてきたばかりだが、あんまり美味かったのでまた行ってきた。今度は「中華そば ワンタン入り(851円…だけど850円)」を注文。 スープは、動物主体の食材からとったアッサリ系。それにスッキリと立った醤油の香りが美味い。最大の特徴は青竹で鍛えた手打ち麺のブリブリした食感だが、柔らかなワンタンとのコントラストで、麺の食感がより目立ってくるように思えた。 美味しゅうございました。物産展が終わる前に食べに来られてよかった。
本日が物産展最終日。最後にもう一杯食べたくなり、ちょっと遅めのランチタイムに伊勢丹へ。ワンタン入りが目当てだったが、午後1時を過ぎたばかりなのにもう売り切れ。標準の「ラーメン(735円)」を食べてきた。 大粒の背油がたくさん浮いた豚骨スープは、初日よりだいぶ濃度が上がったような気がする。このお店的には普通のラーメンなのだろうが、チャーシューが5枚も入っており「チャーシューメン」と言っても通用するかも。この価格の催事ラーメンとしても豪勢でうれしくなる。 途中で気づいたが、この「ラーメン」には白マー油は入らないようだ。初日に食べたラーメンの白マー油を思い出す限り、そう簡単にスープに溶けてしまうようなものではなさそうだし、ゴマの風味があるわけでもない。 麺を食べ終えた後、「替玉」を注文。金属のボールがふたつ運ばれ、ひとつには麺、もう一方には追加のタレが入っていた。催事でここまでやってくれるのは珍しいですね。 美味しゅうございました。
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