日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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本日をもって退職される『ひるがお』新宿御苑店のshin店長が最後に手がける限定らーめん「醤油のかけそば(600円)」。20食限定で、本日のみの提供。開店10分前頃にお店に着くと、やっぱりFILEさんが来ている(笑)。お仲間がいると待っている間も退屈しませんね。11時、開店と同時にお店の中へ。券売機の「せたが屋」ボタンで食券を購入する仕組み。 まさに「かけそば」。中央に薬味のネギが少量乗せられただけの、シンプルながらきれいな盛りつけ。スープは鶏? 去年食べた「秋の醤油そば〜軍鶏出汁〜」に似ているような気がした。昆布や魚の風味もはっきり味わえる。上品だけれど旨味たっぷり。旨味たっぷりだけれど自然な感じ。去年のFILEさんの言葉を借りれば、美味しいお吸い物をいただいた後みたいな後味が残る。このスープに細めのストレート麺が合わされる。しなやかでよく麺を持ち上げる。風味もいいですね。素直に美味かったです。美味しゅうございました。
日本テレビ『ズームイン!! SUPER』が主催する「全国うまいもの博」が昨日から新宿高島屋で始まった(〜9/3)。系列各局のキャスターが各地の名物を紹介するというコンセプトのイベントだから、同番組の企画からスタートした『汐留らーめん』が出展するのも当然か。メニューは「汐らあめん(1200円)」のみ。お店で見たことはないので、今回限りの企画メニューだと思われる。イベントのチラシによると、「アイナメや地蛤(じはま)を使用した高級だしで深みのある味を実現」とのこと。 10時30分の開店直後に行ってみたら、もう店外に20人ほど並んでいる。待っている間に後を振り返ると、もう50人くらい並んでいる。番組でイベントの告知があるのだろうが、さすがテレビの力はすごい。席に着くまでおよそ30分待った。店内はカウンター10席に2人がけテーブル3つ。席に着いたら5分ほどで「汐らあめん」登場。 いわゆる節系とは違った魚の風味が強く出ている。よくわからないが、こういうのを鮮魚系というのかな? さらっとしたスープを想像していたが、やや粘性がある力強いスープで美味いですね。バラ肉のチャーシューと焼いた白身魚、白ネギに青ネギ、正体不明の薬味(三つ葉?)がトッピングされている。白身魚はアイナメ? チャーシューは国産黒豚を使っているそうで、軽く炙っているようだ。麺は細めのストレート麺。柔らかめに茹でられており、しなやかな感じ。弾力やコシというような麺の主張はほとんどないが、スープの持ち上げはよい。スープが主役なのかな?
これも連食と言うのだろうか? 昼に伊勢丹のイベント『すみれ』に行ったばかりだが、夜は池袋の『すみれ』に行ってきた。池袋店は今月末で終了してしまうので、おそらくこれが食べ納めになるだろう。また、「お店と催事はけっこう違うのか?」という食べ比べも面白い。 「味噌ラーメン(900円)」に「ワンタン(200円)」をトッピング。ショウガやニンニクの効いたやや塩気の強い味噌スープ。豚骨ベースのスープは濃厚で……という印象だったが、どうもお湯で薄まってる部分がある。ちょっと茹で過ぎ(?)のワンタンから水分が溶け出しているようだ。ワンタンは箸でつまむのも難しいくらい。食べ納めのつもりだったがちょっとがっかり。とはいえ味付けはしっかりしているので食べ進めることはできる。麺は催事で食べたものに比べると柔らかめなのだが、ワンタンの出来を考えると意図的な柔らかさなのかわかりかねる。 他のトッピングは角切りのチャーシュー、細めのメンマ、ネギ。スープの中にはタマネギや挽き肉も入っている。スープはラードでフタされており、最後までアツアツ。昼の「昔風しょうゆラーメン」に比べると、やっぱり「味噌」の方が『すみれ』で食べたという実感がある。好きな味なんですが、ワンタンが完全に余計だったのが残念。 ※2007年8月31日 閉店
今日から始まった新宿伊勢丹の「秋の大北海道展」に札幌から『すみれ』が出展。まぁ、池袋に行けば『すみれ』あるんですがね(今月末で閉店しますが)。目当ては1日80食限定という「昔風しょうゆラーメン(901円)」。このメニューは池袋では食べられない。余談だけれど、今回は端数の1円も必要だった。メニューは他に「みそ」「醤油」「塩」があり、それぞれ840円……って、「みそ」に関しては池袋店より安いことが意外。 ブースの中は普段のイートインよりも狭いが30席以上はあるようだ。テーブル席についてしばらく待つと、「昔風しょうゆラーメン」登場。なんか具沢山ですね。チャーシューに海苔、メンマ、お麩、カマボコ。海苔をどかすと半熟味玉も入っていた。鶏ベースのあっさりしたスープはやや旨味過多な気もするが、その辺が「昔風」なのだろうか。麺は中太のモギモギした縮れ麺を合わせている。これは他のラーメンと同じ麺かな? 味玉やチャーシューはスープと違って濃い味付け。おそらく味噌や醤油のラーメンに合わせたレシピなのだろう。具沢山なのはうれしいが、「その名の通り」な印象。始めて行く人は、濃い目の味が苦手でなければ「みそ」を選んだほうが満足度高いかも…。 お店についたのは11時20分頃で、先日の『博多新風』では大行列が出来ていた時間だが、予想に反し行列はゼロ。池袋で食べられるお店だから引きがないのかな? なんて思っていたけれど、食べ終えてお店を出たらけっこうな行列が出来ていた。なるほど、やっぱりかなりの知名度があるお店だからなぁ…。
大手町ビル地下にあるスパゲティのお店。昔の喫茶店にあったようなスパゲティが食べられる。学生時代に近くでアルバイトしていたのでよく利用していたが、今でも時々猛烈に食べたくなる。ちょうど移動の途中で大手町で乗り換えたので、久しぶりに行ってみた。 昔と同様、「醤油バジリコ(560円)」と「別盛(50円)」を注文。「別盛」というのはキャベツの酢漬けサラダ。どのスパゲティにも標準でサラダが付属するが、50円追加でサラダを増量できるという感じ。サラダの器がふたつあるが、奥の小さな器が標準で、手前の大きな器が「別盛」だ。ま、中身は一緒なんですがね。このサラダ、いつも僕はコショーを振って食べている。 サラダを食べ終えた頃、「醤油バジリコ」が出てきた。醤油の風味が香ばしい焼きスパゲティ。トマトにタマネギ、マッシュルーム、ピーマン、海老、豚肉が入っている。失礼を承知で言えば、一人暮らしの学生が偶然開発してしまったウマーッな料理という感じだが、十数年前の僕はこの味に夢中になっていたのだ。もちろん今でも美味い。僕はあんまりパスタを食べることがないんだけれど、このお店は別格(というか、この店のスパゲティを「パスタ」と呼ぶのはなんとなく好きではないんだけれど)。とりあえず、僕にとっては最高に美味しゅうございました。 そういえば、いつの間にか『リトル小岩井』の隣にラーメン屋さんができていた。昔は不二家レストランだったはずだが…。ラーメン馬鹿の僕だけれど、この辺りまで来たらやっぱり『リトル小岩井』に行ってしまうなぁ。ちなみにバイト先の社員食堂に、『おもだかや』というラーメン屋さんが入っていた。まだあるのかな。あそこもなかなか美味しかったが、社員食堂なんて今じゃ入れないしな…。
先週の木曜日にオープンした新店。場所は下北沢。茶沢通りに渡る井の頭線ガード脇路地を入ったところにある。 近くにある役所の出張所に行く途中にたくさんの祝花で飾られたお店を見つけ、何のお店だろう…と近づくとラーメン屋さんだった。店内はけっこうな広さだが、その割には席数は少ない。タレントの祝花がたくさん届いていたので何となく資本系かと思ったが、個人経営のお店のようだ(この辺、まったく勝手な推測です)。詳細は省くが、接客の印象はかなり良い。 メニューは「醤油らーめん」「塩らーめん」を軸に各種トッピングで構成している。とりあえず「醤油らーめん(650円)」と「半熟味付玉子(100円)」を注文した。あっさりしたスープにカツオ……なのかな? 魚粉を使った香味油を浮かせた醤油ラーメン。メンマとキャベツ、ネギ、チャーシューがトッピングされている。チャーシューは赤身が多くしっとりとした食感。麺は中太でやや縮れたもので、茹で加減については特に注文しなかったがやや柔らかめ。なんか化けそう…っていうか化けて欲しい。
下北沢で買い物を終え、どこかで何か食べていこうかな…とお店を物色。『一龍』で「つけめん」が始まっているようだが、売り切れたとのことでパス。なんとなく代田方面に向かい、久しぶりに『BASSANOVA』に行ってみると、券売機に「冷ソバ(800円)」というのが出ている。尋ねてみると、和風ダシだけを使ったものだそう……という説明では和え麺なのかラーメンなのかつけ麺なのかよくわからなかったが、とりあえず注文。 んで、出てきたのは冷やしラーメンスタイルの「冷ソバ」。「和風ダシだけ」らしいので、動物系スープは使っていないのかもしれないがじゅうぶんなコクがあるスープ。表面にはゴマ油ベースと思われる香味油が浮かんでいる。トッピングは岩海苔、鶏チャーシュー、太めのメンマ、キュウリ、白ネギ、大葉、明太子。ほのかな醤油味で調えられており、物足りなさは感じない。っていうか美味いですね。麺は細めの縮れ麺を使っており、サラットしたスープをよく持ち上げている。鶏チャーシューがなかなか好印象。途中で明太子をスープに溶かすと、これまた不思議な味に変化する。美味しゅうございました。
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