日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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僕は辛いモノ苦手なんですがね、僕の友人の中にはこのお店のファンがやけに多い。 ゴールデンウィーク明けにオープンすると噂されていた『ぶちうま』の新宿御苑店。伸び伸びになっていましたね。先ほどお店の前を通ると告知のポスターが貼られていた。そういえば、今日のお昼は店内に動物系のガラのようなものがあったので、仕込みか試作かしていたのかも。 「1辛より10辛の方が甘い」 某氏のこの言葉を信じて、4日は10辛いってみますよ。
本日から始まっている新宿・小田急百貨店の「福井・石川・富山 北陸三県物産展」に、富山県から『麺屋いろは』というお店が出店している。小田急百貨店のWebサイトによると、エビ塩味の「白」と醤油味の「黒」があるらしい。富山で「黒」ということは、富山ブラック? こちらも有名なご当地ラーメンですが、僕はまだ未食。さっそく行ってきました。基本の「黒醤油らーめん」「白エビ塩らーめん」が735円に、黒白それぞれ『味玉らーめん(840円)」に「チャーシューめん(945円)」というメニュー構成。お店に着いたのは13時35分頃。ランチタイムのピークも過ぎたせいか、36席ほどの店内は半分ほどの入り。入り口のブースで「(黒)味玉らーめん」の食券を買い、カウンター席に案内された。 その名の通り、真っ黒なスープのラーメン。焦がし醤油系の濃い味がイメージされるけれど、見た目と違って極端な濃さはない。むしろ目立つのはマイルドな魚の風味。魚礁を使っているらしいのでそちらの影響だろう。チャーシュー、味玉はなかなかの出来。世間で聞いている富山ブラックのインパクトとは違った感じがしたが、食べやくて特徴のあるラーメンだ。 食後、物産展の会場をブラブラ見物。富山の「白海老」というのはかなりの名物なんですね。『いろは』の白海老塩ラーメンでも白海老が使われており、そっちを食べた方が面白かったような気がしてきた。 会場は小田急百貨店11F催事場。本日より6/4(月)まで。10:00オープン〜19:30ラストオーダー(最終日は17:00ラストオーダー)。
『凪』の日替わり「豚骨革命 vol.3」。革命=レボリューションだから、先日の「豚骨エボリューション」をもじったネーミングなのだろう。豚骨エボリューション同様、メインメニューの「豚骨麺」よりも濃厚なスープを使った豚骨ラーメン。ここ最近、何度か日替わり麺に登場しており、今回で3度目になる。 具材はロールした厚めのバラ肉チャーシューにレタス、メンマ。目立つのは真っ黒な醤油ダレ。タレが混ざっていない部分のスープをすくって飲むと、濃厚で甘い『凪』らしい豚骨スープ。食べるウチに醤油ダレが支配的になり、スープの甘さはさほど目立たなくなる。麺を半分ほど食べた頃、濃厚な豚骨醤油味の中にスーッとする刺激が現れる。何だろうと思って食べているうちにはっきりしたのは、柚子胡椒の風味。聞けば、器の底に柚子胡椒をちょっとだけ入れているのだそう。なるほどー。なかなか面白い仕掛け。楽しめた。
5/23より始まった『凪』渋谷本店の昼限定メニュー「冷やし和え担々麺(800円)」。辛いモノ苦手なS谷としては、「担々麺」って苦手なんですよ。だけど、同じく辛いモノ苦手なFILEさんのレポートを読んだら美味しそう。普段はなかなか行けない昼『凪』だけれど、今日はいろんなタイミングが合って食べることが出来た。 出てきたラーメンは汁気たっぷり。つい「冷やしらーめん」だと思って食べてしまった。鶏系の風味がしっかりついたダシ汁に、トッピングされた肉味噌を溶かしながら食べた。辛いモノ苦手な僕でも安心して食べられるほどの辛さ(ひょっとしたら、辛さを抑えめにしてくれたのかも)。酢の物系のキュウリが適度にさっぱりした刺激を加え、これがけっこう美味しいですねぇ。だけど、これって「担々麺」なんだよね。ゴマの味は大したこと無いな……と思っていたら、食べ進めるうちにだんだんゴマ風味が強くなる。そこで気付いた。器の底には芝麻醤……、本当はこれを絡めて食べる「和え麺」じゃん!! 本来なら、最初からがっつりかき混ぜて食べれば作り手の意図通りの「和え担々麺」を味わえたのだと思う。だけれど、僕のような食べ方でも完成度の高い冷やしラーメンとして楽しめた。美味しゅうございました。最後はスープ割り。スープ割りは温冷2種類用意されており、今回は冷たいスープで割ってもらった。 西尾店長の話によると、かき混ぜる際に味玉を入れるとまた美味しいとのこと。これもまた楽しそうで、ぜひもう一度食べに行きたいと思った。そしたら今度は暖かいスープ割りを楽しめるしね。
渋谷の『はやし』で昼食。ここは『青葉』風の和風豚骨魚介ダブルスープ醤油ラーメンのお店で、メニューは標準の「ら〜めん(680円)」の他、「味玉ら〜めん(750円)」「焼き豚ら〜めん(味付玉子入り)(950円)」という構成。醤油ラーメンがメインのお店だが、裏メニューとして塩ラーメンもある。食券を渡すときに「塩でお願いします」と一言伝えれば注文できる。 お店に訪れたのは午後1時を過ぎており、味玉や焼き豚は売り切れ。標準の「ら〜めん」を塩味で注文した。海苔を器に貼り付けるのが独特。トッピングは厚めのチャーシューに太めのメンマ、白ネギ、青ネギ。動物系スープは鶏と豚を両方使っているそうだが、豚の力強さにエッジの効いた(というほどでもないが)鶏の風味がはっきり感じられる。メインメニューの醤油ら〜めんに比べると弱いのかもしれないが、もとのスープの力なのだろう、一般的にはじゅうぶんに和風ダブルスープの美味しいラーメンに仕上がっている。 『青葉』系ダブルスープが塩味なら、というイメージを具体化してくれる美味しいラーメン。いやぁこれはマジで美味しゅうございました。とっても美味しい……けれど、個人的な好みではやっぱりメインメニューの醤油味かな。2回行くなら、最初にあえて塩を食べてから次に醤油を食べ「こっちも旨いなー」と思うのもアリかも。きっと満足できるはず。
紀伊国屋書店で資料探し。会社に戻る途中、末廣亭そばの『桂花』の前を通ると、新メニュー「温つけめん(800円)」のチラシに気づき、立ち寄ってみた。冷たい麺を温かいつけ汁で食べるオーソドックスなスタイル。 前金制。入り口で注文し、お金を払ってから席に着く。先につけ汁、その後麺が出て来た。つけ汁は桂花のラーメンスープそのまんまという感じで、やや懐かしい感じもする。マー油とザク切りしたキャベツが入っている。表面にはスープのアクのような泡状の物体が浮いている。何かと思って舐めてみると、濃厚な豚骨風味。スープの原液の溶け残りのようだ。 具材は麺と一緒に盛り付けられている。茎わかめ、ネギ、メンマ、チャーシュー。ラーメンで使っている麺とは異なり、意外にもかなり細めの麺を合わせている。平打ちの細ストレート麺なのだが、僕の好みではもう少し太めの麺でもいいのではないかな。 このお店ではちょくちょくつけ麺がメニューに入っては消えるので、きっと「温つけめん」も期間限定メニューなんだと思われる。前に食べたつけ麺は、確か冷たいつけ汁で食べるタイプだったような気がするが、どんな味だか忘れちゃった。
職場のT嬢のリクエストで、お昼に『しろ八』を訪問。 券売機を見ると、前回は試作段階だった「冷やし味噌(750円)」が正式メニューに昇格していることに気付き、さっそく券売機のボタンをポチッ。 冷たい麺を冷たいつけ汁で食べる味噌つけ麺。試作バージョンと違い、野菜がたくさん乗るようになった。麺の上にはレタス、ピーマン、キュウリ、ミニトマト、今月の野菜の「無農薬ジューシーダイコン」、貝柱、糸唐辛子、鶏チャーシュー。使っている野菜はすべて無農薬で有機栽培されたものとのこと。麺はラーメンで使っているものと同じ、縮れの入った平打ち麺。 つけ汁が試作バージョンと大きく替わっており、コクが増して美味しくなった。店主の芳賀さんによると、試作ではラーメンと同じスープを冷やして使っていたそうだが、現在は冷やし味噌用に別にスープを作っているとのこと。試作バージョンではレモンの酸味がアクセントになっていたが、レモンは好みに応じて絞って入れるようになっている。つけ汁には、紫蘇とクルトンが入っている。 野菜も食べられるさっぱりした冷やしつけ麺。暑い日に食べたらもっと美味しそうだなぁ。
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