日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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勤務先のK島氏と一緒に渋谷の『凪』へ。本日の日替わりは大崎『ジャンク・ガレッジ』公認のジャンクあえ麺「ジャンク・カレッジ」。しばらく飲んでから注文した。 要するに油そば。豚骨スープ少々に背脂、醤油ダレであえた麺は、本当に『ジャンク・ガレッジ』で使っている中太麺&極太麺と同じ物。トッピングの種類はかなり豊富。全部は把握できなかったのだが、これを作った西尾店長のブログに書いてあった。 ・にんにく ・揚げネギ&揚げにんにく ・揚げ玉 ・鰹粉 ・キャベツ&もやし ・カラムーチョ&サッポロサラダ ・とろけるチーズ ・生卵 ・チャーシュー ということらしい。麺を食べ終え、器に残ったタレとスープは『ジャンク・ガレッジ』よりも多め。これでもっと麺を食べようと、豚骨麺の細麺をバリ固で注文。さらに、酒のツマミとして注文していた「ぶたみそ」を追加投入。味噌風味のジャンクあえ麺にして食べた。これも旨かった。
本日より始まった新宿御苑前『ひるがお』の1日20食限定メニュー「煮干と生醤油(850円)」を食べに行ってきた。昨晩『ふくもり』と『せたが屋』で連食しているので、これで3食連続『せたが屋』系列で食べたことになる。 その名前から察するに、ニボニボして醤油が立ったスープのラーメンかと思いきや、適度に煮干しが香る甘めの和風醤油ラーメンだった。予想とは違ったものの、『ひるがお』らしい風味と鶏のコクを味わえる美味しいスープ。麺は北海道産小麦「春よ来い」を100%使用した細めのストレート麺。石臼で荒く挽いているようで、小麦の皮と思われる粒が麺のところどころに入っている。麺はやや柔らかめで、細く裂かれたメンマと絡んだ食感が印象的。 トッピングはチャーシュー4枚と海苔、薄く切られたメンマ、白ネギに青ネギ、柚子。昨日の『ふくもり』の煮干しとは全く違う、じんわりと響いてくるような美味しさを楽しめた。
『ふくもり』で「肉つけぶと」を食べてきたばかりだけれども、本当は家を出るときは『せたが屋』に行こうと思っていた。よせばいいのに初志貫徹し、『ふくもり』を出て『せたが屋』にハシゴ。 時刻は23時半を過ぎた頃、すぐに席に着けたけれどなかなかの盛況。入り口の券売機で「らーめん(650円)」の食券を買い、カウンター席に案内される。ほとんど待たずにらーめんが出て来た。魚の風味たっぷりの醤油らーめんにトッピングされた豚ホホ肉チャーシューが美味しい。2/3ほど食べてから、刻み玉ネギとカレー粉を入れて食べる。『ふくもり』の盛りがよかったのでスープは完飲しなかったけれど、満足度は高い。 二郎インスパイアの『魚郎らーめん』って完全にレギュラーメニューになっていたのね。知らなかった。
昨年暮れ、『大勝軒 環七野沢店』の跡地にオープンした『中華そば ふくもり』に行ってきた。最近、『せたが屋』系列だったことが判明して話題になっている。 お店についたのは午後11時頃。先客はいなかったのだが、席で待っている間に混み始めてきた。「肉つけぶと(950円)」を注文。その名の通り極太麺を使った「つけ麺」だそうで、麺を茹でるのに10分程度かかる旨書かれている。 ホールはテーブル席と壁際のカウンター。入って左側のスペースは座敷になっている。座敷の入り口には子供のおみやげ用に「スーパーボール」。本棚に並んでいるマンガは「侍ジャイアンツ」や「ドーベルマン刑事」というラインナップで、まるで80年代初期の中華料理店というか、地方の街道沿いのお店を意識したような内装。 「ドーベルマン刑事」を1冊読み終えた頃に「肉つけぶと」が出てきた。平たく言えば濃厚な煮干し豚骨スープの醤油つけ麺。これが衝撃のガツン系。アジの煮干しが香ばしいドロドロつけ汁に、海苔とナルト、チャーシューとメンマ、挽肉が入っている。驚いたのはメンマとチャーシュー。食べてみると熱い。つけ汁に入れる前に温めているのは間違いない。厨房の中の様子は見えないが、丁寧な仕事ぶりが感じられ好感が持てる。麺は国産小麦粉「春の華」のみを使った、断面の四角い極太麺。ツルツル・モチモチしており、コシがありのど越しがよいもの。濃厚なつけ汁に負けずに小麦の風味が感じられ美味しい。 この手の味を出すお店って、よく考えてみたら意外と少ないかも。個人的には好みのど真ん中を射抜かれた感じがする。美味しゅうございました。
東急東横でひらかれている「福島物産展」に、白河ラーメンの有名店『とら食堂』が出店している。ぜひ行ってみたいお店だけれども、そうそう白河まで行ってられないので、こういう物産展は嬉しいね。基本メニューは「手打ち中華そば(701円)」。これに加えてそれぞれ1日100食限定の「ワンタン入り(851円)」と「焼豚麺(901円)」という構成。入り口で「ワンタン入り」の食券を購入して店内へ。 醤油の風味が立った澄んだスープに縮れた平打ち麺。オーソドックスな醤油ラーメンだけれども、ぷりぷりした食感の麺は評判通りの美味しさ。トッピングはモモ肉のチャーシュー3枚にほうれん草、ナルト、海苔、ねぎ。ワンタンは5つ入っている。麺を半分ほど食べたら、卓上の玉ねぎのみじん切りを投入した。玉ねぎの甘さが加わるだけでなく、ぷりぷりした麺の中にシャキシャキした食感が加わり美味しい。いやぁ、美味しゅうございました。物産展のイートインでもこれだけのラーメンを出すのだから、きっと本店はもっと美味しいのだろうね。 ところで、同じものを注文しているのにバラ肉チャーシューが1枚入っていた人もいるらしい。僕のに入っていなかったのは何かの間違いなのだろうけど…。ちょっと羨ましい。
本日より始まる「春の大九州展」で、『博多だるま』と『秀ちゃんラーメン』がコラボして2000年に閉店した『箱崎だるま』の味を復刻したラーメンを出すという。コラボする両店のオーナーは同一人物で、『箱崎だるま』はオーナーの父親のお店だったとのこと。 「箱崎だるま復刻ラーメン ワンタン入り(893円)」を注文。席に着くとさほど待たずにラーメンが出て来た。やや煮詰まった感のある濃厚な豚骨スープは、嫌な匂いはないけれど獣らしさを残したもの。博多ならではのパキパキの極細ストレート麺は、『秀ちゃんラーメン』や赤坂の『秀』で使っている物と同じかな? チャーシュー2枚にキクラゲ、青ネギ、ワンタン2枚が入る。ワンタンはニラの入った餡を厚めの皮で包んだもの。ニラのせいか餃子みたいな味もする。 濃厚でストレートに美味しい豚骨ラーメン。新宿エリアでは『わ蔵』とも『御天』とも違った感じ。期間中もう一度食べたくなった。美味しゅうございました。
早稲田通りと明治通りの交差点にある『フジヤマ製麺』に行ってみた。初訪問。1F奥のテーブルに案内され、柚子風味の「つけめん並(750円)」を注文する。 チャーシュー、ナルト、メンマはすべて細めにカットされている。つけ汁は動物系スープをベースに柚子の風味を全面に押し出したもの。旨味はけっこう強め。麺には相当自信があるようで、高田馬場で一番高い小麦粉であるとか他店の倍の価格の小麦粉を使っているとか書いてある。小麦粉の価格と味は必ずしも比例しないと思うので、こういうキャッチコピーは好きではないが、確かにこの麺は美味しいと思った。 麺を食べ終え、スープ割りを注文。そば湯のような容器でスープが出される。つけ汁の味が強いため、スープを全部入れても味が薄まらない。もうちょっとスープを入れてくれるといいのに。 つけめんを待っている間、テーブルの向かいに座った男性客が何かを落とした。どうもバイクのヘルメットを落としたっぽい……と思っていたら、ヘルメットがテーブルの下を抜けてこちら側に転がってきた。拾って手渡してあげたのだが、その男性、某タレント氏であった。
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