日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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今年413杯目。
退社後、代々木のめじろで夕食。木曜日の10食限定メニュー「冷やし塩煮干しら〜めん(840円)」に間に合った。めじろの限定冷やしは一通り食べたのだが、冷やし塩煮干しら〜めんが僕の中では一番だ。 最初は、優しい甘めの魚介系塩スープの味。トッピングの焦がしネギを混ぜると、また違った風味が加わり食が進む。甘く味付けされた極太のメンマを食べるとお酒が飲みたくなるが我慢。麺を半分以上食べ終えてから、残った麺を底の方からほじくり出すようにして食べ進めると、今度はどんぶりの底に沈んだ煮干しの粉が舞い上がり、その名の通り「塩煮干しら〜めん」の名にふさわしい味に変化する。温かい「塩煮干しら〜めん」よりも、冷やしの方が最後の変化が際だっているように思える。残った煮干しの粉をレンゲですくって食べるだけで、またお酒が飲みたくなるの我慢するのがつらい…。 美味しゅうございました。 来週の月曜日からは、めじろの昼営業がスタートする。厨房に立つ@yakoさんによると、当面は基本の醤油・塩・味噌のメニューを中心に出していくとのこと。ミニカレー丼は前日の仕込みができない関係で、月曜日はないらしい。限定冷やしのメニューは、今のところ夜のみのメニューとして考えているそうだ。いずれにせよ、昼の営業ははじめての@yakoさん。その口調から勝手に察するに、実際にやってみてから、できるようなら冷やしを出す可能性もあるのかな? 昼間の暑い時間帯に、めじろの冷やしを食べたら美味そうだなぁ…。 ■七重の味の店 めじろ 東京都渋谷区代々木 1-58-7
今年412杯目。
昨日北かまのつけそばについて書いたら、勤務先の総務部F村氏がさっそく読んでくれていたようで、今朝社内で会った際に「うまそうですね。連れてってください」 さっそく昼に行くことに。今回もつけそば(750円)に九条ネギ(100円)の組み合わせで行こうと思ったけれど、昨日と同じでは芸がないのでカレー味(100円増し)にしてみた。 つけ汁の味を支配している大量の魚粉の影響か、食べた印象は「ものすごく贅沢なカレーうどんのスープ」という感じ。特に聞かれなかったのですっかり忘れていたが、ランチタイムはライスのサービスがつく。麺を食べた後に、ライスがあればカレーライスも楽しめると思ったけれど、もともと麺の盛りがいいのでそこまで食ったら食べ過ぎかと思い諦めた。 しかし、これほどの濃厚なスープは、連食するとちょっと飽きてしまうかも。僕にとっては、時々行くのがちょうど良いのかもしれない。 昨日は、食べ始めてから九条ネギを追加してもらったけれど、今日は最初からネギ多めにしてもらった。昨日の量ほどネギは入っていなかった。昨日は大サービスだったのだろうか。 今度、家でカレーを作るときは、魚粉を用意して大量にブチ込んでみようかな。こういう味のカレーライスを作っても、絶対美味しいと思うのだが…。 美味しゅうございました。
今年○○杯目のカウントは不要かな……。自宅においてあった盛岡冷麺のセット(といっても、生麺とスープの素が入っているだけだが)を使って朝食を作った。
麺は90秒茹でるだけ。スープの素は、150ccの冷水で薄めるだけ。トッピングは、冷蔵庫に入っていたキムチと、桃屋の「穂先メンマ やわらぎ」。 麺はけっこう美味しかった。スープの甘酢は効きすぎなのか、もともとこういうものなのかよくわからない。キムチをトッピングしたのはよかったが、桃屋の瓶詰め穂先メンマはあまり合わなかったような気がした。
今年411杯目。
神保町の北かまを初訪問。元は横浜にあったお店で、神保町に移転した直後に行ってみたのだが移転早々長期休業になってしまい、営業再開の報を聞いた後もなかなか行く機会がなかった。最近、いろいろなブログで盛り上がっているので、再び興味がわいて行ってきた。 850円のつけそば(味玉)を食べる。メニューを兼ねた券売機が店外に置かれているので、食券を買ってからお店に入る。ランチタイムはかなり混雑しているらしいが、夜は待たないで入れそうだ。カウンター9席のみのお店だが、先客はひとり。三河屋製麺の麺箱が置かれている。 カウンター向かいの壁には、なぜか「携帯の充電にどうぞ」と書かれたコンセント。卓上には黒コショウと七味。魔法瓶に入った割りスープが用意されている。渡なべスタイルプロデュースのお店だとは聞いていたけれど、どのようなものが出てくるのか…。 待つこと数分でつけそばが出てきた。見た瞬間にわかる、大量の魚粉。麺はやや透明度のある太めのストレート麺。まずはちょっとだけ麺をつけ汁にくぐらせてひと口…。 衝撃のガツン系。大量の魚粉のせいか動物系素材のせいか、かなりドロドロしたスープ。六厘舎に似ているのではないかと思った。ただし、一度だけ行った六厘舎では豚ほぐしを入れたので、さらにドロドロ感をアップしていたため標準状態での比較はしにくい。 濃厚すぎるつけ汁に、トッピングで入っている九条ネギのシャキシャキ感がたまらない。わざと麺にネギを絡めて食べていたら、すぐにネギがなくなってしまった。たしか券売機にネギの食券があったはずだと思い出し、店員さんにこの場でネギの追加をお願いしてみた。その場で100円を支払うと、すぐに茶碗大の器にたっぷり入った九条ネギが現れた。厨房の様子を見ていたら、ネギに何か(醤油?)をかけてから、バーナーであぶって乾燥させていた。 大量のネギが、さらにドロドロ感をアップさせてしまったのだが、この組み合わせは僕の中ではかなりの大ヒット。ここに来たら必ずネギを追加注文することになりそうだ。 ストレート麺も美味しい。非常に弾力があるので、開化楼のちぃ麺のように麺に歯を立てた瞬間からガツンとコシを感じるものとは違い、ギューッ、ズシッという感じの歯ごたえ。つるつるでのど越しもよく、その太さもあってか濃厚なつけ汁の中でも小麦の味をしっかり感じさせてくれる。 トッピングは他に味玉、穂先メンマ、チャーシュー3枚。 最後にスープ割り。卓上の魔法瓶からレンゲに少しスープをとってみると、やや茶色がかっていた。標準のスープが濃すぎるという人は、最初からこのスープで好みに応じて割ってしまうのもいいかもしれない。 これは美味しかったなぁ。正直、ここまで印象に残るラーメンが食べられるとは予想していなかった。大満足。 ■つけそば屋 北かま 東京都千代田区神田神保町1-24
今年410杯目。
今日から始まった新宿伊勢丹の「秋の大北海道展」。今回は札幌はススキノの名店「けやき」が招致されている。新横浜のラーメン博物館にもお店を出しているので、関東のラーメン好きにも比較的認知されているお店ではないだろうか。 本日は基本の「味噌ラーメン」を食べる。メニューには901円と書かれているけれど、実際に請求されるのは900円だ。レジ前で1円玉を用意しても必要ないので注意。 スープと野菜、味噌ダレをフライパンで炒めてまとめる、最近定番になった札幌味噌ラーメンのスタイル。スープ表面にはラード(?)が厚く層を成しており、熱を逃がさないので最後までアツアツを楽しめる。キャベツ、モヤシ、ニンジン,キクラゲ、メンマ、挽肉がスープと一緒に炒められている。味噌ラーメンにキクラゲというのは珍しい。メンマは小さく柔らかい上に、異様にスープに馴染んでしまっているので、特に印象に残らない。 後のせのトッピングは白髪ネギと少量のごまのみ。チャーシューは付かない。隣客がチャーシューメンを食べていたのをチラッと覗いたが、二郎みたいな巨大な肉塊が入っていた。麺は真っ黄色の中太縮れ麺。こちらも札幌系のお店でよく見られるタイプ。 非常に美味しいのだけれど、ここがデパートの催事場だということを考慮してもちょっと高すぎる印象がぬぐえない。 基本のメニューの他に、チャーシューメン(1,201円)、コーンバターラーメン(1,101円)、辛いラーメン(1,001円)、ニンニクラーメン(1,001円)、ネギラーメン(1,001円)がある。また、こっそりビール(サッポロクラシックの350ml缶、451円)も売っている。5日まで。
今年409杯目。
昨晩セブンイレブンで買っておいた「冷たい塩ラーメン(390円)」を朝食に食べる。袋入りのスープを麺にかけ、麺をほぐしてからトッピング(ネギ、わかめ、チャーシュー、ザーサイ、ニンジン)を乗せて食べる。 ややドロリとした白濁スープ。予想以上に鶏のダシが強く美味しい。
今年408杯目。
本年7月20日から無期限の休業に入っていた市ヶ谷の味噌ラーメン専門店くるり。凪のHideki氏のブログで、昨日からここが営業を再開していたことを知り、さっそく行ってみた。休業前は行列が絶えないお店ではあったが、すぐに入ることができた。厨房の中には新しい店員さんの姿が。かつては大塚店主ひとりで切り盛りしていたけれど、やはり大変だったのだろう。 今回は、標準のみそらぁめん(630円)に味玉(100円)をトッピング。豚骨・鶏の動物系スープをベースにした味噌ラーメン。フライパンでスープと味噌ダレ,野菜を炒めるスタイルだが、いわゆる札幌味噌ラーメンではない。特徴は、ドロドロしたゲル状のスープ。ドロドロ感は、多めに使ったもみじ(鶏の足)から溶け出たコラーゲンによるもの。 麺が中太のストレートになっている。前は太めの縮れ麺だったはず。食べ終えると丼の底にスープがけっこう残っている。スープと麺の絡みを弱くしたのかもしれない(とはいえ、前が絡みすぎたのかもしれないが)。とはいえ、旨い。しっかりとした動物系のコクと独特の甘さは、ここでしか食べられないオリジナリティあふれるもの。このお店の復活は実に嬉しい。美味しゅうございました。 ■麺処 くるり 東京都新宿区市谷田町3-2
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