はんつ遠藤さんの『ザ・ラーメン検定』の欄外クイズに紹介されていた、『嗟哉』のセカンドブランド『ボークヌードル内藤』の二郎インスパイアが気になっていた。原宿の『ばさらか』の味を再現した『ポークボーンヌードル内藤』は終了しているはず。最近になって「とら会」で紹介された他、しらすさんのブログでもレポートされていた。『内藤』が二郎インスパイアになったというのは本当のようだ。
さっそく行って、「偽郎(ぎろう)ラーメン(700円)」を食べてみた。標準で多めの背脂、ニンニクが入る。ニンニクとキャベツを茹でてから、極太の麺を茹でるという方式。醤油ダレを入れた器に背脂を入れ、スープを注いで麺を投入。盛った野菜の上に白いネギ状の何かを載せ、さらに醤油ダレをサラッとかける。大判のロールバラ肉チャーシューは、レンジ(?)で温めてから出しているようだ。
ルックスはかなりそれっぽい。実際に食べてみるとスープやチャーシューなどところどころ違いはあるけれども、気になったのはヤサイの頂上に載せられたネギ状の野菜からただようセロリのような香り。さほど強い香りがするわけではないが、僕はちょっと苦手な感じ。スープの味は醤油味が強いが、あまり二郎っぽくはない。しらすさんのレポートにある「土佐っ子」という表現は言い得て妙かも。
麺は弾力があり、本当に二郎で使われていても美味しそう。野菜と麺を合わせれば、一般的なラーメンに比べてボリュームがある方だけれども、ホンモノの二郎ほどのボリュームはないので比較的食べやすいと思われる。