■かれー麺 並盛/750円
新宿の花園通り沿いにできた新店。場所は『テンガロン』というステーキ屋さんの跡地で、かつての新宿御苑前『青葉』の隣。オープン直後の11時にお店に行ったが、先客は2名。ランチタイムのピークを前に、ゆるやかにスタートしたようだ。「かれー麺」の名前の通り、カレーを使ったラーメン/つけ麺を中心に出すお店。その他、スープカレーや豚しゃぶの定食などもある(こちらはご飯モノっぽい)。メニューにはお酒や一品料理も揃っており、「麺酒房」の名の通り夜は居酒屋になるのだろう。
「カレー麺/並盛」を注文。半ライスも付けてもらった(無料。このサービスはランチタイムのみかも?)ネギと茹でたバラ肉が載ったカレーラーメン。やや重めのスープに太目の麺を合わせているせいか、とてもカレーうどんっぽい。スープの中には他に具材は見あたらない。特別辛い味付けではなく、辛いモノ苦手な僕でも普通に食べられるレベルだ。麺の食感は確かに太めの中華麺で、カレーの味も「和風」ではないのに、食べれば食べるほどカレーうどんに似ているように思えるのはなぜか。もともとはこの店、千葉県の『実之和食堂』にルーツがある。このメニューは『実之和食堂』でカレーうどんやカレーそばの中華麺バージョンとして考案されたものらしいので、カレーうどんっぽく感じるのも何となく納得。
最後に、残ったスープにライスを入れて、カレー雑炊にして食べた。気になったのはレンゲ(?)。普通のレンゲではなく、カレーポットのレードルみたいなものを使っている。これでご飯を食べると実に食べにくいので、普通のレンゲかスプーンが欲しくなった。
■麺酒房 かれー麺 実之和
東京都新宿区新宿1-31-3