■まぜそば(トッピング全部のせ)/750円
インパクトのある「まぜそば」で話題になったお店。「まぜそば」は油そばの一種で、『二郎』の「汁なし」をアレンジしたものだ。
お店に着いたのは22時を過ぎていたけれど、外に4人ほど行列が出来ている。20分ほど待って順番が来た。オススメの有料トッピングをセットにした「これ食ってみ!」を注文しようと思ったが、券売機にはボタンがない。というか、以前来たときにはたくさんあった有料トッピングがほとんどなくなっていた。とりあえず基本の「まぜそば(750円)」を食べることに。
完成の直前、無料トッピング―にんにく、チーズ、焦がし(揚げニンニク)、節(鰹節)、アブラ(背脂)、課長(旨味調味料)―をどうするか尋ねられ、全部入れてもらうことにした。
見ての通り、「ジャンク」という名前にふさわしい見た目の「まぜそば」。無料トッピングのほかに、野菜やチャーシュー、卵黄が標準で入っている。器の底には少量の豚骨スープが入っており、オーソドックスな油そばよりも汁気は多い。ぐりぐりかき混ぜて食べる。混ぜ方はいい加減でOK。箸をつける場所によってカツオ節が効いていたり、揚げニンニクが香ばしかったり、チーズの甘さが楽しめたりと、どんな味が飛び出してくるのがわからないのがいい。太さの異なる2種類の麺が入っており、変化する食感も味わえる。
旨い……のだけれど、それよりも「面白い」と表現したくなる食べ物。
そういえば、他のお客さんはみんなラーメンを食べていた。券売機の配置も「まぜそば」より上に「ラーメン」があるし……。今はラーメンを食べるお客さんのほうが多いのかな?
■ジャンク・ガレッジ
東京都品川区大崎3-14-10