日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■博多かぼす氷麺/790円 さいたま新都心にある商業施設「コクーン2」に入っている、『一風堂』のフードコート向け業態。本家とはメニュー構成が異なるが、ベーシックな豚骨ラーメンを主力商品としつつ定期的に期間限定メニューなども提供している。週末のランチタイムはけっこう混んで行列ができるが、博多風の細麺は茹で時間がかからないせいか、割とサクサク列が進む。替玉は専用の窓口があるので並ばず注文できるのは便利。 この日食べてきたのは、夏向けの期間限定メニュー「博多かぼす氷麺」。昨年の夏メニュー同様、冷たく締めた博多風細麺を、蕎麦つゆで食べるもの。昨年と違って、麺は大量の氷とかぼすのスライスで覆われている。麺はキンキンに冷えており、かぼすの香りも爽やか。涼しく食べられ美味しいのだが、この手のラーメンは具がないと物足りなく感じてしまうところもある。具だくさんのスペシャルトッピング(200円増しだったかな?)を注文すればよかったかもしれないが、ちょっと割高になってしまうなぁ。提供機関は9月23日(月)まで。 ■IPPUDO RAMEN EXPRESS コクーンシティ店
■ラーメン/700円 8月下旬、旧中山道沿いにオープンしたばかりの横浜家系ラーメンのお店。店主は東京・中野の『二代目武道家』出身。JRのさいたま新都心駅と与野駅の中間くらいに位置するが、徒歩で行くならさいたま新都心の方が近い。といってもそんなに駅の近くではなく、クルマの客をターゲットにしているような立地。コインパーキング利用者に味玉をサービスしているのは路駐対策だろう。基本的のラーメンは横浜家系の豚骨醤油ラーメン1種類。トッピングやセットメニューでバリエーションを出している。ちなみに15時まではライスが無料サービスだ。 注文したのは「ラーメン」。もちろん麺のかたさ、味の濃さ、油の量は好みに合わせて作ってくれる。この日は全部「ふつう」で作ってもらった。正統派の家系ラーメンのスタイルを踏襲しつつ、かなり濃厚な豚骨スープを使いパンチのある一杯に仕上げている。単純な印象だけで言えば、『侍』や『わいず』よりも濃いように感じた。豚骨の臭みが若干あるが、これはこのラーメンの魅力ともいえるだろう。 美味しゅうございました。それにしてもスープが予想以上に濃厚で驚いた。個人的な好みではこんなに濃くなくてもいいような気がするが、たまにこういう予想を上回るラーメンに出会えると楽しい。量産型の家系ラーメンしか食べたことがない人には、ビックリするようなインパクトがあるのでは。 ■麺屋 紫極
■博多 『一風堂』のフードコート向け業態で、さいたま新都心にある大規模商業施設コクーン2の3Fフードコートに出店している。『一風堂』の「白丸」のような豚骨ラーメンを主力商品としながら、定期的に期間限定メニューも提供している。現在の期間限定メニューは「博多 この手の「ざるラーメン」はこれまでいろんなところで食べてきた。どれもすずしくサッパリ食べられるのは良いが、日本蕎麦のかわりに中華麺を使っただけという印象はぬぐえない。麺の歯ごたえも蕎麦ではなく間違いなく博多風の中華麺なのだが、ちょっと変わった蕎麦を食べている感じかな? それが不思議なもので、チャーシューやメンマと一緒に食べるだけで、ラーメンを食べている感じに一気に引き戻される……ような気がする。満足感もぜんぜん違うので、可能であれば具だくさんのスペシャルがオススメ……なのだが、そこまで言ったら言い過ぎのような気もしてきた。提供機関は9月24日まで。 ■IPPUDO RAMEN EXPRESS コクーンシティ店
■熟成トマトとんこつ/853円 『一風堂』がフードコートなどで展開している業態で、おなじみの「白丸」「赤丸」はないものの、同店らしい豚骨ラーメンを中心に醤油味や期間限定のメニューを用意している。大規模商業施設のフードコートなのでランチタイムはそれなりに行列ができるが、細麺のためすぐに茹であがり、レジで注文した後はさほど待たずにラーメンを受け取ることが可能だ。替玉専用の窓口が用意されており、行列に並ばなくても替玉を注文できるところはよくできている。 期間限定の「熟成トマトとんこつ」を注文。チャーシューに隠れてよく見えないが、厚めにスライスした大きめのトマトが1枚入っており、その上に果肉たっぷりのトマトソースが盛り付けられている。その他はほうれん草やキャベツ、刻みタマネギ、粉チーズなど。トマトが載った豚骨ラーメンなんてキワモノ……と感じる向きも少なくないだろうけれども、もともとトマトと豚骨スープは相性の良い食材。まろやかな豚骨スープとトマトの酸味はしっかり合っていると思うのだが、やけに塩っぱく感じてしまったのが残念。また、食べ終える直前までチーズが入っていたことに気付かなかった。チーズはトマトソースの上に盛り付けた方が美味しそうに思えるのだがどうだろう? ■IPPUDO RAMEN EXPRESS コクーンシティ店
■極・どろつけ麺 小/800円 北浦和『どでん』の系列で、こちらはつけ麺の専門店。お店は旧中山道沿い、JR与野駅とさいたま新都心駅の中間程度に位置している。最初に意表を突かれるのが、無料トッピングの数々。入り口入って右側の棚に、ニンニクやショウガ、タマネギ、桜エビ、海苔、魚粉、玉子(生&ゆで)などのトッピングが置かれ、好きな分だけ入れ放題。珍しいところでは、ちょっと前に流行った酢タマネギなども。 注文したのは、基本メニューともいえる「極・どろつけ麺 小」。麺の量は「小」で200gというから、つけ麺としては常識的な量。チャーシューが通常の煮豚(いわゆるブタ)とローストポークの2種類あり、注文時に選択する。この日は煮豚を選んだ。また、別皿の「アブラ」を付けるかも尋ねられので、もちろんつけてもらった。 つけ汁はドロリと濃厚な豚骨スープ。若干の獣臭さはあるものの、マイルドで食べやすい。ニンニクやショウガ、魚粉などで好みのテイストにいくらでも調整できるが、何も足さなくてもじゅうぶんに美味い。とはいえ、この手のつけ麺を食べようと思ってきているのだから、個人的にはニンニクをちょっと入れて食べたいところ。麺は極太の平打ち縮れ麺。口の中で大暴れするような食感が楽しい。別皿のアブラは、醤油で味付けられた大粒の背脂片。これをつけ汁がわりに麺をくぐらせて食べると、これまたジャンクな味わいでクセになる。いやぁ美味い! 次来るときは小といわず中盛くらいにしようかな。トッピングもいろいろ試してみたいし。 若い客層が中心と思っていたのに、私が行ったときは他に年配のご夫婦、4〜5才の幼児を連れたパパなどがおり、このエリアではファミリーに受けいられている様子。最初は意外に感じたが、今ではそれもよくわかる。美味しゅうございました。 ■つけ麺 どでん
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■豚王/820円 新宿ゴールデン街発祥の『凪』の大宮店。以前は豚骨ラーメンをメインにしていたが、しばらく前にリニューアルして現在は煮干しラーメンがメインになっている(豚骨の「豚王」は今でも食べられる)。iPadによる注文システムや、回転寿司のようなラーメン配膳システムを取り入れた変わったお店だ。 この日注文したのは「豚王」。ニンニクの効いたスープに博多風の細ストレート麺を合わせた豚骨ラーメンだ。美味しくいただきましたが、気になることがある。iPadで麺の硬さやスープの味などを細かく注文できるのだが、どこまで対応しているのかわかりにくい。この1年で何度かここで「豚王」を食べており、いつもネギは「駒葱」にして「ニンニク抜き」で注文しているのだが、出てくるラーメンにはいつも万能ネギとニンニクが入っている。おそらく注文システムは煮干しラーメンに特化したもので、豚王には対応していないのではないかと思うが、実際どうなのだろう。美味いのに、何だかモヤモヤしてしまう。
■すごい煮干しラーメン凪 大宮店
■塩SOBA白/800円 さいたま新都心けやき広場1Fレストラン街に昨年オープンしたお店。本店は銀座にあり、ミシュランでビブグルマンをとっているそうだ。この日は家族でけやき広場のイベントにやってきた。朝イチで整理券をゲットしてから、イベントが始まるまでこちらで早めのランチを食べることにした。 私が注文したのが「塩SOBA 白」。さいたま新都心のお店の限定メニューだそうだ。ほんのりビターな魚介風味の塩ラーメン。しっかりしたコクがあるが、動物系食材不使用のこと。やや固めに茹で上げた細目のストレート麺を合わせている。結んだナルトや、焼き目をつけた山芋のトッピングがなんだかオシャレだ。 子ども用のハイチェアもあり、ファミリーでの利用もしやすい。なお、子どものラーメンをネギ抜きで注文したら、全員のラーメンにネギが入っていなかった。ネギは別皿で提供されたので、家族でシェアしやすいようにという配慮であろう。このあたりのサービスはさすが。しかし、もうちょっとテーブルはきれいにしとかないとビブグルマンの名が泣くぞ。 ■むぎとオリーブ さいたま新都心店
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