日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■味玉ラーメン/800円 新宿御苑前にあった『むろや』が大田区に移転。『ラーメン大木戸』として再出発したのはもう4年も前のこと。あんなに通ったお店なのに移転先にはなかなか顔を出せずに不義理してしまった。この日は近くで用事があったので、ようやく行くことができた。 注文したのは基本メニューの「ラーメン」。店主の渕上さんのご厚意で味玉をいただきました。『大木戸』をはじめてから何度も味を変えており、現在は鶏を中心にハマグリや魚を加えてスープを作っているらしい。『むろや』時代に比べるとだいぶアッサリした印象。確かに当時とまったく違うラーメンなのだが、ちょっとビターに魚を効かせるところなどは『むろや』で食べてきた数々のメニューを思い出させる。 頂いた味玉は、黄身が見事なオレンジ色の半熟味玉。玉子の味も濃く、美味しゅうございました。 ■ラーメン大木戸
■SHIROMARU-BASE/700円 9月1日にオープンする『博多 一風堂』の新業態店舗。今日はオープン前の試食会が開かれ、招待状をいただいたので行ってきた。場所は大森駅西口を出て左へ1分ほど歩いたところ。店内は広く、カウンター席のみだが30人以上入れそうだ。 麺のメニューは「SHIROMARU-BASE(特濃ラーメン)」1種類のみ、これを各種トッピングで変化させていく仕組み。味玉やチャーシューなどの定番トッピングの他、「黒香油」や辛さの選べる2種の肉味噌「からかベース」「カレーベース」などの味変系も揃っている。 今回は「SHIROMARU-BASE」を麺固めで注文。その後、「半熟煮玉子」と「黒香油」「カレーベース」を追加した。「SHIROMARU-BASE」自体は、豚バラのチャーシュー2〜3枚とネギが乗っただけのシンプルな豚骨ラーメン。博多風の細麺を合わせている。「白丸元味」のスープをベースに、濃いめに仕上げてあるのだそうで、さすがに『一風堂』らしく美味しく仕上げてはいます。 「黒香油」は「赤丸」をイメージさせる香味油。「カレーベース」はカレー味の肉味噌で、荒挽きした肉の食感がいいですね。辛さ普通で注文したが、もうちょっと辛くしてもよかったかな。トッピングが届いた時には麺を食べ終えており、仕方ないので替玉を注文したが、今度はそれがなかなか出来上がらない。そのチグハクさが気になった。この注文システム、すべての客にタイミングよく届けるのはかなり難しそう。デメリットの方が多いと思うのだが、こういう風にした真意はどこにあったのだろう。 同じく9月1日には、銀座に『一風堂 TAO TOKYO』がオープンする。今日はこちらも試食会をやっているので、夜にでも行ってみようかと思います。 ■SHIROMARU-BASE 東京都大田区山王2-2-7
新潟県は燕三条のご当地ラーメンのお店。新潟県はいろんなスタイルのご当地ラーメンを持っている。燕三条系ラーメンは、煮干しの効いた醤油味のスープに、大量の背脂、うどんのような極太麺というわかりやすい特徴がある……というヲタな知識はあるのだけれど、実はS谷そんなに馴染みがない。ちょっと前に『花月嵐』で出ていたのを食べたことがある程度だ。 初訪問で、「中華そば」を注文。食券を手渡す際に、麺の固さと背脂の量を尋ねられる。壁の説明によると、背脂の量は「小油」「普通」「中油」「大油」「鬼油」「地獄油」という段階がある。初めて来たのだから普通にしておけばよいのだが、何となくノリで「鬼油」にしてもらった。 背脂の粒がびっしり浮いた醤油ラーメン。チャーシューやネギ、岩海苔、タマネギがトッピングされている。麺は噂どおりの極太麺。煮干しの風味を味わおう……と思ったのだが、大量の背脂に包まれているせいか煮干の香りはよくわからなかった。おそらく本来はかなり強く煮干し風味を効かせていたのだろう……と思った根拠は食後のゲップだったりする(下品で失礼!!)。しっかし、インパクトはありますね。 最初から「鬼油」はちょいと無茶だったかも。これは再訪して「普通」のバージョンを食べてみたいです。 ■ラーメン処 潤 蒲田店 東京都大田区蒲田5-20-7
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