日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■ワンタンメン/700円 この週末、恒例の某店主催の親睦温泉旅行で湯河原へ。まずは新宿からロマンスカーで小田原へ。しばらく小田原見物でもしてから湯河原に行こうかと思っていたら、今回参加のお仲間さんからメール。クルマで小田原に向かっているので合流しないかとのお誘いを受けた。 んで、合流してからこの辺で一杯……ということで探したのがこちらで見つけた『鳥取』。なんでも「小田原系の全てが詰め込まれた1杯」なのだそうだ。小田原系のラーメンってどんなのだかあまりよく知らないのだが、油で覆った醤油ラーメンでチャーシューやワンタンが特徴らしい。 というわけで『湘南ラーメン食べ歩記』さんに従って「ワンタンメン」を注文。おかみさんは本当に鼻歌を歌いながらラーメンを作ってましたよ。ちょっとオイリーで甘めな醤油スープにプリプリッとした平たい細めの縮れ麺。写真では見えないが、ワンタンは麺の底に沈んでいた。チャーシューは厚さ1cmはあろうかというものが2枚。その他はモヤシにネギ、メンマ。麺の食感と厚くて柔らかいチャーシューが強く印象に残った。 美味しく頂きましたが、まだ小田原系というものをいまいちよく理解できてない。他にも有名な小田原系のお店があるそうなので食べに行きたいが、次はきっと来年なのだろうな……。 ■手打ちラーメン 鳥取 神奈川県小田原市城山4-23-20
■くまもとらーめん/650円 今晩は湯河原温泉の旅館で宴会。僕は新宿からロマンスカーで小田原へ向かい、JR東海道本線に乗り換えて湯河原に行くことにした。 ちょいと早めに小田原に着き、しばらく市内見物。ぼんやり海を眺めたり、小田原城なんか行ってみたり……。そんな中でもやっぱりラーメン。行ってみたのが『ブッダガヤ』。豚骨スープにマー油を浮かせた熊本ラーメンのお店らしい。 ランチタイムはとうに過ぎており、先客は1名のみ。店内は……相当な豚骨臭。マー油豚骨ラーメンのはずだが、メニューの写真ではマー油が浮いているようには見えない。とりあえず基本の「くまもとらーめん」を注文。 出てきたラーメンにマー油が浮いていて一安心。スープはねっとりした口当たりで、かなり獣臭い(ひょっとしたらお店の臭いなのかもしれないが)。マー油はかなり味を支配するが、パンチ力のあるスープの香りは決してマー油に負けていない。マー油豚骨といえば『なんつッ亭』が有名だが、あちらが獣臭くないスープをマー油が支配する感じなら、こちらの主体はあくまでスープ。マー油も主張するけどさほど強くはない。 麺は中太のストレート麺。生キャベツやチャーシュー、濃い目に味付けされたメンマが入っている。 けっこう獣臭いので食べ手を選ぶかもしれないが、こういう香りに慣れている人にはたまらなく喜ばれるのでは。 美味しゅうございました。 ■くまもとらーめん ブッダガヤ 神奈川県小田原市栄町3-14-14
土曜の晩は湯河原温泉の旅館で楽しい宴会。日曜の朝に解散後、宴の参加者の車に乗せてもらい数人で小田原の『味一』へ。地方の名店についてはほとんど無知の僕ですら知っている有名店だが、さすがにそう簡単に行けるわけもなく、食べられる機会に恵まれるとは思っていなかった。同行のメンバーは、前日、湯河原の宿で集合する前にも食べてきたというから羨ましい。 10時45分頃到着し、店外行列17人ほど。席についてラーメンが出てくるまでおよそ50分かかった。「みそラーメン」を注文したが、目の前で盛り付けられるチャーシューの山を見ていたら我慢できなくなり、「みそチャーシューメン(850円)」に変更してもらった。味噌・醤油・塩の3種をそろえたお店で北海道系っぽい。といっても野菜や味噌ダレをスープで炒める札幌風ではなく、器の中で味噌ダレとスープ、アツアツのラードを合わせて作っている。 トッピングは細めのモヤシにネギ、チャーシュー。スープは昆布や魚(カツオも使っているらしいがアジの風味が強い)、鶏、豚の味が見事なバランスで調和したもので、これは確かに美味しい。同行者によると醤油のほうが魚の風味を強く感じられるとのことで、ぜひそちらも試してみたいがそう簡単には行けないよなぁ……。ご主人も相当な高齢だそうだが、いつまでも頑張ってほしいものだ。美味しゅうございました。
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