日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■辛つけ チャイニーズ・デモクラシー(大)/1000円 ※CDは別ですよ……念のため。 米国のハードロックバンドGUNS N' ROSESの新作『CHINESE DEMOCRACY』リリースを記念した、本日お昼だけの限定メニュー。S谷は昨日CDを買いましたが、本来の発売日は本日11月22日。自前のCDを持参して一緒に写真を撮ったけれど、本当はドクターペッパーの缶も並べたかった……。 「牛すじ肉、牛すね肉、りんご、一味、トウバンジャン等で煮込んだ辛つけ麺」とのこと。つけ汁はドロリとしており、さらに牛肉の香りもあるので、なんだか牛肉のシチューを食べているみたい(ビーフシチューとは違うけど)。大盛りにしたのでかなりボリュームがあるけれど、ほどよい辛味が食欲を刺激してスイスイ食べられる。辛さはさほどではなかったけれど、なかなかいい汗かきました。 美味しゅうございました。 ■つけ麺 ajito 東京都品川区大井1-41-1
■ピザソバ スタンダード S/800円 前から一度食べてみたかったメニュー。大井町『ajito』で金土曜の夜(18:00〜)だけ出しているもので、各日限定25食。友人と一緒に定刻の15分ほど前にお店につくと、もう入り口は開いておりお客さんも入っている。外でぼんやり見ていると、中からご主人に「もう営業してますよ〜」と声をかけられた。 その名の通り……というか見ての通り、ピザを表現したラーメン。メニューは基本の「ピザソバ スタンダード」のほかに「ピザソバ ツナ」があり、『ajito』基本メニューの「つけ麺」はやっていない。 実質はトマトや野菜のソースを使った和え麺という感じだろうか。麺の上にはサラミやタマネギ、ピーマン、マッシュルームなど、ピザでおなじみの具材がトッピングされており、中央には魚粉がたっぷり盛り付けられている。 よくかき混ぜて食べると、魚粉やニンニクの影響で、ピザというよりも食べたことのない不思議な味で、美味いです。途中でチーズが溶けて麺に絡み、これまたコッテリ感が加わって美味い。チーズの味が思いのほか力強かったのが印象に残っている。 途中で「あとのせボーノ(150円)」というミートソースを追加トッピング。よくパスタで使われるミートソースとは異なり、トマトはたぶん入っておらず肉肉しい感じ。肉のコクが合わさって美味いですね〜。 こんな和え麺もあるんだ! と、楽しみながら食事ができた。 美味しゅうございました。 ■つけ麺 ajito 東京都品川区大井1-41-1
■まぜそば(トッピング全部のせ)/750円 インパクトのある「まぜそば」で話題になったお店。「まぜそば」は油そばの一種で、『二郎』の「汁なし」をアレンジしたものだ。 お店に着いたのは22時を過ぎていたけれど、外に4人ほど行列が出来ている。20分ほど待って順番が来た。オススメの有料トッピングをセットにした「これ食ってみ!」を注文しようと思ったが、券売機にはボタンがない。というか、以前来たときにはたくさんあった有料トッピングがほとんどなくなっていた。とりあえず基本の「まぜそば(750円)」を食べることに。 完成の直前、無料トッピング―にんにく、チーズ、焦がし(揚げニンニク)、節(鰹節)、アブラ(背脂)、課長(旨味調味料)―をどうするか尋ねられ、全部入れてもらうことにした。 見ての通り、「ジャンク」という名前にふさわしい見た目の「まぜそば」。無料トッピングのほかに、野菜やチャーシュー、卵黄が標準で入っている。器の底には少量の豚骨スープが入っており、オーソドックスな油そばよりも汁気は多い。ぐりぐりかき混ぜて食べる。混ぜ方はいい加減でOK。箸をつける場所によってカツオ節が効いていたり、揚げニンニクが香ばしかったり、チーズの甘さが楽しめたりと、どんな味が飛び出してくるのがわからないのがいい。太さの異なる2種類の麺が入っており、変化する食感も味わえる。 旨い……のだけれど、それよりも「面白い」と表現したくなる食べ物。 そういえば、他のお客さんはみんなラーメンを食べていた。券売機の配置も「まぜそば」より上に「ラーメン」があるし……。今はラーメンを食べるお客さんのほうが多いのかな? ■ジャンク・ガレッジ 東京都品川区大崎3-14-10
たくさんの野菜を使った、独特のつけ麺を出すお店。テレビや雑誌でよく紹介されているが、僕は今回が初訪問だ。もともとスナックだったところを居抜きで使っているようで、行列がなければここがお店だとは気づきにくそうだ。 メニューは3種類で、どれもつけ麺(金・土の夜は除く)。基本の「ajitoのつけ麺」のほか、トマトを使った「つけ麺ロッソ」、そこそこ辛いという「アンチョビ辛味のつけ麺」がある。並んでいる間に注文を尋ねられるので、席についてからはさほど待たずに食事にありつける。 「ajitoのつけ麺」を並盛(700円)で注文。水菜と海苔をトッピングした太麺に、やや赤みがかったつけ汁の組み合わせ。つけ汁は9種の香味野菜とサバ、豚バラ肉を使ったソースだそうで、よく煮込まれた野菜が甘く美味しい。品川『せたが屋』の「雲のらーめん」や、浅草『武蔵江戸きん』の「豚菜ら〜麺」のスープに共通するものがある。麺を食べ終えたらスープ割りもできる。和風の魚介ダシが注がれ、一気に違った味わいに変化するのが面白い。 もっと食べていたかったので、大盛りにしておけばよかった。美味しゅうございました。 たまにはデータを。 ■つけ麺 ajito 東京都品川区大井1-41-1 水曜日定休('08年3月より日曜が定休日になる) 営業時間:11:30〜14:00、18:00〜21:00 売り切れ次第終了 ※金・土の夜営業は『PIZZA OF ajito』となり、メニューは「ピザソバ」のみとなる。
久しぶりの『六厘舎』。12時25分頃お店に付くと、店外で36人待っている。このお店は、12席のカウンターを総入れ替え製で回転さえる仕組み。僕は37人目だから次の次の次の次……。席につけたのはおよそ50分後。待っている間に注文をとり、席に着いたらさほど待たずに食べられるようになっている。今回は「辛つけめん(850円)」を大盛り(100円増し)にして、「味玉(100円)」「豚ほぐし(150円)」をトッピングした。 「辛つけめん」は、通常の「つけめん」に別皿の辛味スパイスを追加したもの。辛味スパイスは唐辛子にエビ、ゴマを混ぜたもので、好みの量を追加できるので辛さが苦手な僕でも安心して食べられる。つけ汁は豚が強いが魚介風味も効いており、海苔に乗った魚粉を溶かすことでさらなるインパクトも生まれる。麺はガシッと歯ごたえのある開化楼製極太麺。大盛りにしたのでけっこうな量があるが、つけ汁の力で飽きずに食べ進めることができる。ある程度食べたら辛味スパイスを投入。エビの風味が加わり、適度な辛さで味が引き締まる。いやぁ美味いですね。 麺を食べ終えたらほとんどつけ汁が残らなかったが、スープ割りを注文。今度はさらっとした感じで柚子も効いている。気が付くと、店内に残っているのは僕が最後。ちょっと急いでスープを飲み干し、お店を出た。美味しゅうございました。
ジャンクな汁なしを食べたくて、自宅から一路大崎へ。目指すはもちろん『ジャンク・ガレッジ』。山手通りを30分ほど走ればお店に着くので、ちょっとした運動にもなる。 お店に着いたのは21時45分頃で、店の外には12人の行列が出来ている。席に着くまで30分あまりかかったが、その間も続々とお客さんが現れ列が絶えない。女性ひとりのお客さんが数人いたのが驚いた。噂の求人広告を見るなどして待ち、「まぜそば(750円)」「からしマヨネーズ(100円)」の食券を買って店内へ。 トッピングは全部。辛子マヨネーズは最初から入れてもらうことにした(後で入れてもらう「後のせ」も可能)。 前回「まぜそば」を食べたときは玉子が目玉焼きになっていたから、本日の方が標準的なスタイル。思ったより脂分は少なく(相当入ってるけど)、粗挽き黒コショウの味が効いていた。かき混ぜが足りなかったようで、チーズは塊のまま食べてしまった。マヨネーズはこんなに要らないのではないかと感じたが、ないと物足りないんだろうな。いわゆる「汁なし」だけれど、かなり濃厚な豚骨スープが少量入っており、スープの甘さがこのメニューをJGの「まぜそば」たらしめているように思える。美味しゅうございました。
仕事を終えて、新宿から一路大崎へ。目指すはJUNK GARAGE。4月14日に放送したテレビ朝日系『裸の少年』番組中、佐野実さんの薦めでメニュー化されたまかないのラーメンを食べに行ってきた。行列は覚悟していたが、幸いにして(?)雨。さほど待つことはなかろうと思ったが、店外にはやはり15人ほど行列が出来ている。席につくまで30分ほど待ったが、天気がよかったらこれじゃ済まなかっただろうね。 「ラーメン(680円)」の食券を買って席に着く。ヤサイ・にんにく・アブラ・課長の無料トッピングが用意されているが、これはできあがりの際に尋ねられる仕組み。課長は旨味調味料ってことで間違いないと思うが、間違ってたらゴメンナサイ。隣のお客さんがトッピング全部のせを注文していたが、出てきたラーメンのヤサイの量にビビった。店員さんからトッピングを尋ねられたとき、「トッピングは全部……、あっ、ヤサイは普通で」と弱気な注文。 写真のラーメンにもヤサイがじゅうぶんてんこ盛りになっているように見えるが、たぶんあれは少なめなのだと思う。本物はもっとボリュームがある(って、別にこれがニセモノってわけじゃありませんが)。 ほぐした豚とロールした豚1枚。多めに盛られた刻みニンニクに、シャキシャキ感の残るモヤシとキャベツ。ヤサイの頂上には脂が盛られている。脂の中には煮くずれた豚皮の破片なども見られる。この通り、二郎風なのは間違いないが、スープがまったく違う。肉メインでスープをとっていると思われる二郎に対し、こちらはドロドロ豚骨。スープというか豚の液。インパクトの固まりという感じである。麺は太麺1種類。そうとうな太さがあるが、ドロドロした液がねっとり麺を覆う感じで麺とスープの絡みはよい。 家に帰って、ベッドに寝そべって本を読んでいたら眠りに落ちてしまった。目が覚めると、口の中がニンニク臭ッ! 歯みがいて部屋に戻ってきたら、今度は部屋がニンニク臭いし…。まぁ、そんな暴力的なラーメンだったけれど、また食べに行っちゃうんだろうな。美味しゅうございました。
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