日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■チャーシューワンタンメン/1100円 町田の人気店『進化』の2号店。町田は塩ラーメンが有名だが、こちらのお店では小田原の『鳥取』にインスパイアされたラーメンが食べられる。 名物は「チャーシューワンタンメン」。肉厚のチャーシューやピロピロした平打ち縮れ麺、トッピングは確かに『鳥取』そっくり。スープはややオイリーでまろやかな口あたり。魚介や動物がバランスよく香る今風の醤油ラーメンになっている。なかなかボリュームもあって満足できる一杯だ。美味しいですね〜。 オリジナルの新作「鯵香る醤油ラーメン」も美味しそうだ。また、近々つけ麺も始まるらしい。 ■中野汁場 進化 東京都中野区本町4-30-11
■肉煮干し中華そば/750円 昨年方南町から中野に移転した『我流旨味ソバ 地雷源』がリニューアル。9月7日から屋号を『肉煮干し中華そば さいころ』に改め、メニューも一新して再スタートした。店舗2階を製麺室にして、自家製麺に着手。新しい麺に合ったラーメンになるように、すべてのメニューを見直そう、ということでリニューアルとなったのだそうだ。 この日は正式オープンの前だが、プレオープン営業が始まっていると聞いて食べに行ってきた。プレオープンですべてのメニューを用意していないようだが、この日は看板メニューの「肉煮干し中華そば」や「つけ麺」などがあった。 食べてきたのは「肉煮干し中華そば」。チャーシューをたっぷり盛った、煮干風味の醤油ラーメン。近頃流行りのエグミがガツンとくるタイプではなく、煮干の旨味が品よく、かつ濃厚に味わえる。麺は自家製の中太ストレート麺。今風に洗練された『地雷源』の味と比べると素朴な味わいで、ずいぶんな変わり様に驚かされるが、決して「昔ながらのラーメン」ではない。過剰なインパクトに頼らない味作りは従来通りだ。 『HOLIDAY』や『FRIDAY』『BLACK FRIDAY』『裏七JIMMY』などのネクストブランドにも熱心だったご主人のこと、落ち着いたらきっといろいろやってくれるに違いない。 ■肉煮干し中華そば さいころ 東京都中野区中野2-28-8
■とんこつラーメン/750円 関西を中心に展開する『無鉄砲』グループが東京に進出。まずは8月10日に系列のつけ麺専門店『無極』を野方にオープンし、14日には沼袋に『無鉄砲 中野店』をオープンした。昨年のラーメンShowや大つけ麺博で注目を集めたドロドロ豚骨スープが、東京で食べられるようになった。 メニューは「とんこつラーメン」と「魚正油ラーメン」を軸に、餃子やライスなどのサイドメニューで構成している。麺の固さ、スープのこってり具合、ネギの量などは好みに合わせて作ってくれる。この日は初めてなので「とんこつラーメン」をぜんぶ「普通」で注文した。 ド濃厚としか言いようのない豚骨スープ。去年、駒沢公園のイベントで食べたものよりちょいとスープは軽めかも。臭みも割と抑えられている。チャーシューも3〜4枚入っていたんじゃないかな?こってり具合と麺の固さは個人的にはこのままが気に行った。ネギの両は増やしてもよかったように思えた。インパクトじゅうぶんで美味いですね〜。 ■無鉄砲 中野店 東京都中野区江古田4-5-1
■豚骨つけ麺/800円 関西で展開している『無鉄砲』グループが東京に進出。つけ麺専門店の『無極』が8月10日から営業開始、続いて14日には『無鉄砲 中野店』が沼袋でオープンする。『無鉄砲』といえば、ちょっと極端に濃厚な豚骨スープ。昨年の『大つけ麺博』につけ麺専門の系列店『無心』が参加していたので、このブログを見ている人の中にも食べた人が少なくないでしょう。 『無極』のメニューは、こってり度合いを3段階から選べる「豚骨つけ麺」と、辛さを3段階から選べる「辛豚つけ麺」の2種を軸に、トッピングやライスなどで構成している。昨日は全部食べられたようだが、今日はこってり度合いノーマルの「豚骨つけ麺」のみ(トッピングやサイドメニューはありました)。 粘り気のある濃厚豚骨スープを使ったつけ汁。味付けは甘め。甘いというより、強く引き出した豚の旨味を主役に味付けを組み立てており余計な塩分は必要ないといった感じ。よくある豚骨魚介の複雑な味わいに比べてシンプルかもしれないが、インパクトはじゅうぶん。食べた人の印象に強く残りそう。カウンターには魚粉や辛子高菜、ニンニク、紅ショウガなどが用意されており、いろいろ味をいじって楽しめる。 つけ汁の中には炙ったチャーシューがいくつか。他にはメンマも入っていたかな? 今回は並盛で注文したが、けっこうなボリュームがあったように思える。あ、そうそう。冷めてきたつけ汁を途中で温め直してくれるサービス、これはうれしいですね。 スープのドロドロ加減が注目されているのは確かだろう。んでも自分はあまりドロドロが過ぎたものは「話のタネに1度食べておけばいいや」と思っちゃうんですね。『無極』のスープは、普通にちょいちょい食べに行きたくなる範囲内で、いちばん濃厚に仕上げているように思えた。いやあ美味いっす。美味しゅうございました。 2011年版の首都圏ラーメン本には、必ず載るお店になるんでしょうね。14日オープンの『無鉄砲』も楽しみだ。 ■つけ麺専門店 無極 東京都中野区丸山2-1-1
■鶏塩ポタージュつけ麺(並)/790円 7月に恵比寿から中野新橋TSUTAYAの向かいに移転したお店。その際、『羽前』という屋号をひらがな表記に改めている。カウンター6席(?)のみの小さなお店で、麺のメニューは「鶏塩ポタージュつけ麺」と「鶏塩ラーメン(並盛690円)」の2種類。「鶏塩ラーメン」は恵比寿時代にはなかった新メニューだそうだ。それぞれ大盛りは60円増し。 野菜をたっぷり使ったベジポタ系と聞いており、もっとボテッと粘り気のあるつけ汁を想像していたけれど、思ったよりサラリとしている。ジャガイモのポタージュのような甘さがある。一般的なつけ麺のスープに比べてかなり洋風な味わい。美味しゅうございました。 ■うぜん 東京都中野区本町3-12-13
■冷やしらぁ麺(塩)/850円 ■冷やしらぁ麺(醤油)/850円 昨日から始まった「冷やしらぁ麺」を食べに、ランチは中野の『地雷源』へ。いわゆる「冷やし中華」ではなくて、冷たいスープに冷たい麺が入った、温かいラーメンの見た目はそのままに、冷たくても美味しく食べられるようにアレンジしたもの。こちらの「冷やしらぁ麺」は醤油味・塩味があり、あわせて1日30食の数量限定メニューとなる。 ふたりで行ったので、塩と冷やしを両方注文してシェアすることにした。お店に着いたのは12時半を過ぎたころ。ランチタイムで1階カウンター席は混雑しており、案内されたのは2階席だった。 節系の風味豊かなスープに、弾力のある細麺。油も浮いており、ラーメンを食べた満足感はじゅうぶん得られる。白・緑・赤の三色の薬味がきれいに盛られて、見た目も美しい。さっと火を通した刺身風の鶏肉、これこそ冷やしラーメンならではのトッピングですね。美味いです。 塩味は魚介風味が豊か。醤油味は醤油が立ってスッキリした味わい。どちらも美味しゅうございました。 ■我流旨味ソバ 地雷源 中野本店 東京都中野区中野2-28-8
■我流旨味ソバ/750円 『地雷源』が方南町から中野に移転。今日が新店舗の正式オープン日だった。場所は中野五叉路のすぐ近くになる。 新しいお店は2階建て。1階はカウンター席のみだが、2階にはテーブル席もある。餃子などのサイドメニューも揃えており、ちょっと一杯飲んでラーメンで締めるみたいな使い方ができそう。深夜の『裏七Jimmy』や金曜日の『BLACK FRIDAY』など、曜日や時間帯で異なるメニューを出すのも従来通り。かつての『FRIDAY』『HOLIDAY』も、いずれ復活するというから楽しみだ。 今日は看板メニューの「我流旨味ソバ」を注文。深い旨味にすっきりと醤油の風味が立ち、揚げネギや炙りチャーシューの香ばしさがアクセント。よく神奈川の淡麗系に似ていると聞くけれど、確かに『支那そばや』などが好きな人にも喜ばれそう。久しぶりに食べる「我流旨味ソバ」はやっぱり美味しゅうございました。 ■我流旨味ソバ 地雷源 中野本店 東京都中野区中野2-28-8
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