日々是好麺S谷の食べた麺の記録。
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■具材たっぷり!エビとトマトのベジつけめん/1000円 市ヶ谷の『麺や庄の』が2016年に米国サンフランシスコに進出し、2017〜2018年と続けて現地のミシュランガイドに選ばれた『MENSHO TOKYO SAN FRANCISCO』が今度は日本国内に逆輸入。2018年7月に新宿ミロード7Fの飲食店街にオープンした。早く行きたかったのだけれどなかなか機会がなく、ようやく初訪問。 家族で食べに行き、私が注文したのが「具材たっぷり!エビとトマトのベジつけめん」。その名の通り、野菜の具材がたっぷり乗ったつけ麺で、以前新宿御苑前にあった系列店『gotsubo』を彷彿とさせる。つけ汁はクリーミーで濃厚。麺の食感もふわふわしていて面白い。見た目の面白さも『庄の』らしくていい。 ■醤油らーめん/780円 ■塩らーめん/780円+炙りチャーシュー1枚/120円 こちらは子供たちが食べた「醤油らーめん」と、カミさんが食べた「塩らーめん」。和風ダシの香るスッキリした一杯で、子供たちも喜んで食べていた。柚子……とは違うかな? どちらも柑橘系の香りが特徴で、洗練された印象。子供用の取り分け皿などもオシャレ。 ちなみにこの日は隣の小田急百貨店11Fで開催されていた『TRYラーメン大賞フェスティバル』の最終日。そちらもちょっと覗いてきたけれど、12時過ぎで『飯田商店』は完売なのね。驚いた。 ■MENSHO SAN FRANCISCO
■ラーメン-100%とんこつ不使用-/1180円 新宿は小滝橋通り沿いにオープンした『一蘭』の新業態。豚骨ラーメンで知られる同店だけれど、こちらのコンセプトは豚骨を一切使わないラーメン。追加トッピングなしの基本のラーメンが1杯1180円というのには驚くが、宗教上の理由やアレルギーなどで豚を食べられない人向けに作ったのだという。食券制であることや、一人ずつ仕切られたカウンター席、麺のゆで加減や味の濃さを好みに合わせて指定する「オーダーシート」など、このあたりは他の『一蘭』とまったく変わらない。強いていえば、店内にはセロリのような香りが漂っており、なんか違った雰囲気を醸し出している。 ラーメンの見た目もチャーシューを除けばほとんど変わらない。豚肉のチャーシューは当然ながら使えないので、代わりに入るのが「牛弥郎(ぎゅうやろう)」という牛肉を煮込んだもの。スープは鶏を中心に使っているそうだが、一口飲んでみると、一蘭のスープととは違うが確かに豚骨っぽい! 豚を食べられない客層に豚骨ラーメンを疑似体験してもらうことには成功しているとは言えそう。 1180円という価格は高いのかもしれないが、その指摘は当を得ていない。豚を食べられる人は選択肢も多いのだから他の店に行けばいいだけ。私も含めて、この店が本来ターゲットにしている客層ではないのだろう。 ■100%とんこつ不使用ラーメン専門店 一蘭 西新宿店
■つけ麺 ロッソ/850円 大井町の『ajito』が新宿・小滝橋通り沿いに2号店をオープン。大井町で食べたのはもう10年以上前で最近の様子を知らないのだが、新宿のお店は昔とはずいぶん感じの違うスタイリッシュなお店になっていた。 この日食べてきたのは「つけ麺 ロッソ」。ツルッとした太目のストレート麺にチーズやバジルソースを添え、トマトベースのつけ汁を合わせたイタリアンテイストなつけ麺だ。パッと見で肉の具材が見当たらないが、つけ汁の中にはチャーシュー(豚肉?)がゴロゴロ入っている。昔は海苔がドサッと乗って、和風ダシとトマトのマリアージュみたいな味を記憶しているのだが、今はさらにイタリアンに寄せてきているのかな。個人的には麺のゆで加減が固すぎるように思えたが、美味しく頂きました。 メニューは他に「ピザソバ」「つけ麺ペペロッソ」「カルボナーら」に、月替わりの「イレギュラーメニュー」(それぞれ850円)。どれも200円追加で締めのリゾットも食べられる。 場所柄外国人客も意識しているのだろうが、外国語のメニューがツッコミどころ満載で、あれで伝わるのだろうか。早急に直した方がよさそうだ。 ■ajito ism shinjuku base
■まったりしろ八/930円 鶏や魚介からバランスよくダシをとった、無化調ラーメンのお店。月替わりの野菜のトッピングも面白い。私が新宿で働いていた頃は、いちばん通ったお店のひとつだ。この日は終日仕事で近くにいたので、久しぶりに立ち寄ってみた。注文したのは「まったりしろ八」。豚背脂を浮かせた醤油ラーメンの具だくさんバージョン。今月の野菜は「ピーチカブ」と「おかひじき」かな? 今はチャーシューは豚と鶏の両方が入るようになったのですね。 スープをひとくち啜ると、懐かしさでいっぱい。そうそう、私にとって新宿御苑前の味といえばこれだった。動物系と魚介系の風味がバランス良く出ており、それらを隠さずにキュッと締める醤油の味。やっぱり美味いなー。ここ数年、麺は食べに来る度に変わっているようだが、今使っている中太のストレート麺はかなり好み。美味しゅうございました。 ■旬麺しろ八
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■芳醇トリュフ和えそば/1800円 期間限定の新作。1日10食限りだそうだが、19時頃でもまだ残っていた。細麺を使った和えそばで、黒トリュフがたっぷり入っている。トリュフの薫りを楽しみつつ、塩やレモンで味を調整。温玉入りご飯で締めるというもので、それなりにいい値段するのだが美味しそう。 ……と思って注文したのだが、ちょっと好みに合わなかった。和えそばなのだが、麺が乾いてくっついてしまいまぜにくい。その上かなり味が薄い。一緒に盛られた塩をうまく振ればバランスよくなりそうだが、乾いた麺に塩がくっついているのでこれまた混ぜにくい。トリュフの香りはいいとして、全体的にひと味足りない感じがしてしまう。チャーシューと海老の味をおかずに何とか麺を食べきった感じ。最後の温玉ご飯はまぁ確かに美味かったが、それでいいのか? 何だかモヤモヤしてしまう。 こんな新作が『TETSU』で通ると思えないので、ひょっとしたら作り方にミスがあったのかも。とはいえ改めて食べてみようとは思わないな。 ■つけめんTETSU 京王モール新宿店
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■角煮ら〜麺/価格失念 ずいぶん久しぶりの『武蔵』本店。昔から頻繁に味を変えており、現在の味を知らないので基本メニューを食べてみた。今は「こってり」「あっさり」の区別がないんですね。「角煮ら〜麺」なんていうと、豪勢なトッピングが乗ったラーメンのようだが、これがここ数年の基本メニュー。チャーシュー替わりに豚の角煮が乗った、魚介風味の醤油ラーメンだ。 動物系と魚介を合わせるダブルスープのはずだが、魚が強めで魚の煮付けの煮汁みたい(ちょっと言い過ぎかな?)。昔に比べると甘味は少し抑えられているのかな? ちょっと塩っぱいのが気になる。スープは昔の方が好きだったのだが、太目の平打ちストレート麺は今の方が美味しい。ツルツルして弾力があり、食べてて楽しい。 券売機が使いにくいのがもったいない。行列が出来ており、タッチパネルを切り替えてどんなメニューがあるのかゆっくり確かめる余裕がなかった。「獺祭」の酒粕を使った限定メニューのポスターがあったようだが、そっち食べてもよかったかな。 ■麺屋武蔵
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■醤油らーめん/780円 JR高田馬場駅から早稲田通りを小滝橋方面に数分歩くと右側に見えてくるお店。かつてここには、札幌ラーメンの名店『すみれ』の東京店があったところ。『羅偉伝』は『すみれ』の従業員が独立して始めたお店で、本家同様、本格的な札幌ラーメンが食べられる。 一番人気は(おそらく)「味噌らーめん」なのだろうが、注文したのは「醤油らーめん」。純すみ系の醤油ラーメンって好きなのだ。熱したラードが表面を覆う、アッツアツのスープに黄色い固めの縮れ麺。この香りとこの熱さ、ショウガやニンニクの効いた味噌ラーメンも美味いが、醤油味の方がラードの香ばしさが目立つような気がする。この手のラーメン、ずいぶん久しぶりに食べたのだけれどやっぱり美味しいね! ■さっぽろ羅偉伝
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